子どものおもちゃ選びは悩みますよね
せっかく買ったおもちゃを、子どもが全然遊ばなかったなんてことはありませんか?
それでは、お金も収納も無駄になってしまいますよね。
今回は、子どもの発達を促すためには、どのようなおもちゃを選べばいいのかを保育歴20年以上のねこねこ先生が伝えていこうと思います。
おもちゃは子どもの成長にとって、とても大事なものなので、しっかりと決めていきましょう。
この記事を読むことで、子どもが集中して遊べるおもちゃを選ぶ時の助けになるでしょう。
このおもちゃ、あきちゃった~
あら、この前買ったばかりなのに・・・
おもちゃを選ぶのは難しいわね
人的環境とは?
誰もが、わが子は健やかに成長して欲しいと願うものです。
そして、できれば賢く育ってもらいたいと思うものですよね。
子どもがよりよく成長していくためには、物的環境と人的環境が大切になってきます。
人的環境とは、親や保育士などの子どもに関わる保育者のことを指します。
子どもと関わる人が、子どもの成長に影響を与えるということは、誰でもわかると思います。
親が子どものためを思って、いろいろ勉強したり、関わり方を工夫していくことで、人的環境は良くなっていきます。
物的環境とは?
この記事では、主に物的環境に目を向けていこうと思います。
物的環境とは、生活環境のことです。
とりわけ、おもちゃがわかりやすいでしょう。
子どもが集中して遊び込める、おもちゃというものは、子どもの発達にあっているものが多いのです。
専門的な言葉では、「最近接領域」と呼ばれるもので「もう少しでできる」という環境が、子どもの発達をより促してくれるのです。
簡単に言うと「ちょっと難しいけど、頑張ればクリアできる」というものです。
そんな、おもちゃを適切に用意することができれば、子どもは集中して遊べ、段階的に発達を促していくことができるのです。
専門家でないと難しい
しかし、初めての子育ての時には、どのおもちゃを与えてあげればいいのか、迷うものですよね。
お店にはたくさんの玩具がおかれていて、対象年齢も書かれていますが、自分の子どもがどの程度の発達段階で、と考えるのは難しいですよね。
子どもの月齢に合わせ、発達段階にあったおもちゃを与えることは、保育士や発達心理士などの専門職の方が、たくさんの子どもを見てきた経験から、わかっていくものです。
さらに、そこから、個別の興味関心を踏まえ、ようやくその子ども自身が集中して遊べる=発達段階にあったおもちゃがわかってくるでしょう
すぐに、子どもの興味は変わっていく
子どもの成長は早いものです。
今まで、飽きるほど遊んでいたおもちゃが、ある日、急に遊ばなくなる、そんなこともあるでしょう。
周りの子どもが遊んでいると聞いたから買ったおもちゃが、自分の子どもは全然遊ばないなんてこともよくある話です。
それでは、お金も収納場所も無駄になってしまいますよね。
では、どうしたら、子どもにあったおもちゃを選んでいくことができるのでしょう?
おもちゃが増えていくと
試行錯誤しながら、おもちゃを与えていると、家の中がおもちゃでいっぱいになってきますよね。
(それも子どもに関心を向けているので、全然悪いことではありませんが)
遊ばなくなったとしても、思い入れのあるおもちゃは、なかなか捨てられないものです。
うちにも、赤ちゃんの頃に使っていたおもちゃが、たくさんあり、いくつもの棚を占領しています(^-^;
ベットメリーなんて、全然使うわけがないのですが、なかなか捨てることができないのですよね。
たまに見かけると、「こんなの使ってたな」と感傷に浸ってしまい、なかなか捨てようと思えないのです。
物が多くなることは、それだけ、収納スペースを使ってしまいます。
また、物がたくさん視界の中に入ることは、子どもの集中力や学習効率にも、悪影響を与えてしまいます。
おもちゃや物はなるべく少なくして、すっきりと暮らしていきたいものですね。
そんな時の一つの手段として
おもちゃのレンタルという方法は、いかがでしょうか?
専門職の方が月齢と子どもごとの興味関心を踏まえて、発達にあったおもちゃを考えてくれるそうです。
レンタルですので、どんどんとおもちゃが増え続けてしまうこともありませんん。
気に入ったおもちゃは買い取ることもできます。
厳選したおもちゃのみを残しておくことができれば、家の中がおもちゃであふれてしまうこともないでしょう
まとめ
子どもにとって遊びは成長にとって欠かせないものです。
しかし、おもちゃが無駄に増えていってしまうと、子どもが次々と出してきて、いつも部屋が散らかりがちになってしまうこともあります。
そうならないために、専門家の力も借りながら、発達にあったおもちゃを厳選していきたいですね。
遊びを広げていくために、おもちゃは大切な役割をもっています。
子どもが適切なおもちゃで遊べることで、笑顔が見られたらうれしいですね。
この記事が誰かの役に立ってもらえたら嬉しいです(^-^)