保育歴20年以上、合気道歴15年以上のねこねこ先生が伝えていきます。
いくら寝ても疲れが取れない
リラックスできない
時には、子どもと関わるのが、嫌になることはありませんか?
保育士をしながら、子育てをしていると、一日中、子どもと接しています。
だからこそ、疲れをきちんととれるよう、日ごろから気を付けています。
今回は、日々の子育てに疲れたあなたに、自分もよく使っている、呼吸法のやりかたを皆さんに伝えていこうと思います。
これを読めば、日々の子育てで疲れた心と身体をリフレッシュできるでしょう。
また、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも増やすことができます。
あれ、やって!!
これはやだ~~!!
子どもと関わるのは、楽しいけど時々、疲れてしまうこともありますよね
今回は、そんな方のためのお話です。
呼吸法のメリット
呼吸法と聞いて、なじみのない方もいるでしょう。
そこで、呼吸法のメリットをいくつか紹介します。
- 酸素をたくさん取り入れて、頭も身体もリフレッシュ
現代人は、猫背の方が増え、それにともない隠れ酸欠の方が増えているそうです。
身体の不調の何割かは、酸素不足から起きているともいわれ、疲れの原因にもなります。
呼吸法によって身体や脳に充分な酸素を送ることができれば、病気の症状を緩和したり、疲れを癒すことができます。
- 深く呼吸することでリラックス
深くゆっくりと呼吸することにより、自律神経が整い、心がリラックスすることができます。
緊張したり、ストレスを感じている時には、知らず知らずのうちに呼吸が浅く、短くなってしまいます。
それを意識して、深くゆっくりとすることで、身体と密接につながっている心もリラックスすることができます。
- 血管を広げ、血行促進
また、緊張していたり、ストレスを受けると、血管が収縮して、血流が悪くなります。
呼吸法により、ストレスを緩和することができると、血管が拡張子、血行が良くなります。
血行が良くなることで、全身に酸素が巡り、疲れが取れやすくなります。
- 心が静まり、穏やかに
緊張している時には、自分で「緊張しないように」と思っても、なかなかうまくいかないものです。
そんな時にも、深くゆっくりと呼吸することで、自然と心が落ち着き、穏やかになっていくでしょう。
何かにストレスを感じている時にも、そこから、意識を離し、呼吸に意識を向けることで、ストレスを緩和することができます。
そして、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも増やすことができるのです。
呼吸法のやり方
やり方としては、今回は、合気道での呼吸法とマインドフルネス呼吸法を取り上げていきます。
自分に合う方を実践してみてください。
合気道の正しい姿勢の取り方と呼吸法
- 正しい姿勢を取る
- 正座や椅子に座る
- 肩を上下させ、一番楽に上下できる位置を探す
- リラックスしてから、手を太ももの上に置き、安定させる
- 静かに息を吐く
- 口を大きく「あ」の形に開く
- 頭、胸、足、足先と息が順番に出ていくイメージで吐く
- 息を吸う
- 天地自然の気を全身に吸収するつもりで吸う
- 口を閉じ、花のにおいをかぐように静かに息を吸う
- 吸う時には何秒で吸おうか、うまく吸おうなど考えず、自分の身体だけを意識しながらリラックスして吸う
まずは、隙間時間を見つけて、5分からでもいいので、取り組んでみましょう。
いつもより、身体の疲れが取れるのを感じるかもしれません。
詳しいやり方を知りたい方は書籍でも紹介されています。
マインドフルネス呼吸法では
座っても寝転がってもいいので、楽な姿勢を取り、軽く目を閉じます。
自分の身体を、頭からつま先まで、違和感や痛みなどがないか、スキャンしていきます。
次に、指先やつま先の感覚にフォーカスします。
どんな、感触がありますか?暖かいですか?冷たいですか?
呼吸することでの、胸が上下する動き、身体の中の空間の広がりを意識しましょう。
吸う息と吐く息の温度の違いはありますか?
呼吸と自分の身体に関することに、すべての意識を向けながら、呼吸していきます。
タイマーなどをセットしておいて、時間がきたら、そっと目を開けましょう。
瞑想との違い
自分の意見としては、変わりはないのではないかとと考えます。
厳密には、瞑想では、呼吸をツールとして使い、身体の感覚がなくなるよう働きかけていきます。
特にインスピレーションを得たい時などは、瞑想の方がふさわしいでしょう。
今回は、子育てで疲れた心と身体を癒すことが目的なので、呼吸法を実践しています。
実際にやってみた
自分は偏頭痛持ちなので、頭が痛くなってしまったときに、よく呼吸法を実践しています。
あまりにも痛くて座っていられないときには、ホットアイマスクをしながら横になってやります。
かなりの確率で寝てしまうのですが、ただ横になるよりも、頭痛がよくなることが多いです。
子どもと一緒に瞑想するときには、強制はしません。
パパがやっていると隣りに座り、見よう見まねで参加しています。
武道の基本は見取り稽古なので、ちょうどよいのでしょう。
途中で気が散ったり、パパの邪魔をするときには、怒りはしませんが、しっかりと「やるならしっかりやるし、やらないなら邪魔はしない」と伝えます。
まとめ・ぜひ取り組んでみてください
日々の疲れた心と身体を癒すのには、ただ、横になるだけでは、不十分な時もあります。
そんな時には、今回取り上げた呼吸法を使い、5分10分の短い時間でもリラックスしてをして疲れを癒し、リフレッシュした心と身体で、子どもと笑顔で向き合えるようになるといいですね。
もし、呼吸法に興味を持った方は、呼吸法アプリがあるので試してみてください。
aikidoBreathing健康のための合気道呼吸法
この記事が誰かの役に立つと嬉しいです。
それでは…