きっと、子どもを育てていく中で、毎日試行錯誤しながら、寝かしつけをしていると思います。
けれども、寝室に行った後も眠ってくれず、結局眠りについたのは、2時間後なんてこともありますよね。
子どもの場合、一日で10時間程度の睡眠時間が必要なのですが、昼寝をしたとしても、せめて、8時間以上は寝て欲しいですね。
また、昼の睡眠と夜の睡眠では質が違い、成長ホルモンがしっかりと分泌されるためには、やはり夜の睡眠もしっかりととらなくてはなりません。
そこで、保育歴20年以上のねこねこ先生が、保育園での寝かしつけの方法をふまえ、夜の寝かしつけの方法を伝えていきたいと思います。
この記事を読んでもらえれば、どのタイミングで眠りに誘うといいのかや大人がどのような気持ちで行えばいいのかがわかります。
この記事を読んで少しでも子育てが楽に思えたら嬉しいです。
布団に来たけど、もっと遊びたい!!
こうなってから寝かしつけをするのは大変ですよね。
少しずつ身体を睡眠モードにしていきましょう。
寝かしつけの前の準備
環境を整えましょう
夜しっかり眠れるためには、夕方の活動も大切になります。
できれば、夕食前の時間に少し公園で身体を動かす遊びができるといいのですが、食事の準備など難しいこともあるでしょう。
例えば音楽をかけ体操をして身体を動かすだけでも、少し変わってくるかもしれません。
子どもとスポーツをするならこちらも参考に
次に、入浴
できれば就寝の1時間前には取れるようにするといいと思います。
人間の身体は、体温が高くなった後、体温が下がるときが一番眠りやすいそうなので、そこを狙って寝かしつけができるといいでしょう。
入浴後に、何冊か絵本を読んであげるようにすると、ちょうどいい時間になるかもしれません。
その時には、気持ちが静まるよう照明も少し落としてあげるといいですね。
また、夜寝るときにテレビの音が聞こえてきたり、部屋の明かりがぱっちりとついていたら、大人でも寝つけませんよね。
完全に電気を消してしまうと、子どもの様子もわからなくなってしまうので、間接照明などはつけておいてもいいと思います。
子どもによっては真っ暗な部屋を怖がる子どももいるので、状況に合わせて変えていきましょう。
寝かしつけの方法
抱っこ
寝かしつけの方法としては、始めのうちは抱っこで眠るのが一番早いかと思います。
子どもは「抱っこ」が大好きですものね♪
その際は、身体を左右に揺らしてみたり、上下にリズミカルに動くといいでしょう
自分の好きな歌(激しくアップテンポでないもの)を歌っていると、いつの間にか眠っているかもしれません。
次は、大人が座った状態での抱っこ
子どもの背中に回した手でゆっくりとトントンしてあげてください
その際、手首は子どもにつけたままで、スナップだけで叩くと適度な強さになり、手が離れないことで子どもも安心できます。
添い寝で
それが、できたら次は子どもがベッドに横になり、大人は座るか添い寝をしながら、寝かしつけましょう
その際も、優しく背中をたたいてあげたり、子守唄を歌ってあげてください。
髪の生え際や眉間を指の腹でさすってあげてもいいですね
ちなみに、うちの子どもの場合には、スマホで波の音をかけていたら、よく眠ることができていました(^-^;
寝かしつける人の心構え
子どもが眠ってくれないと、大人は疲れてしまいますし、イライラもしてくるかもしれません。
しかし、大人がそんな気持ちでいると、子どもにはなぜか伝わってしまい、余計に寝てくれないことも多いのです。
なので、子どもが寝てくれないということは、とりあえず忘れるくらいがちょうどいいかと(^-^;
自分の好きな歌を歌ったり、半分寝てしまうくらい気楽にできるといいですね♪
まとめ
保育・子育て全般に言えることなのですが、大人が楽しくなければ、子どもも楽しめないのです。
また、子どもによってどの方法と相性がいいのかも違ってきます。
ですので、色々な引き出しを用意して、自分の子どもにあった方法を探してあげてください。
ぴったりと合う方法が見つかれば、きっと子育ては今よりも楽に楽しくなると思います。
子どもは大人の思い通りになりませんし、もし、思い通りになったとしたら、子どもの成長に支障をきたしてしまうでしょう
「完璧目指さず、気楽に楽しく」をモットーに、少しでも子育てを楽しんでいきましょう。
いつも心に遊び心を♪