「パパ、嫌い!!」
そんなことを娘から言われたら、ショックで立ち直れませんよね。
子どもが小さいうちは「パパ大好き♪」と言ってくれていた方も、どうしてそんなことになってしまうのでしょう?
そのまま、思春期に突入してしまっては、持ち直すのも大変ですよね。
そこで保育歴20年、2人の娘のパパである、ねこねこ先生が教えます。
子どもに「パパ嫌」と言われないためにはどうしたらいいのかを、まとめてみました。
この記事を読んでもらうと、きっと「パパ、嫌」から「パパ大好き」と言ってもらえるようになるでしょう。
- 絶対に娘から「パパ嫌」と言われたくない方
- 子どもとの関係をよりよくしていきたい方
コミュニケーションをしっかりとできていれば、子どもとの関係はよいものになります(*⌒▽⌒*)
パパ、嫌い!!
そんなことにならないためには子どもとのコミュニケーションをしっかりと、とっていきましょう♪
パパ嫌期はいつから?自我の芽生えとともに
子どもの成長には個人差があるので、いつからパパ嫌期が始まるのかは、はっきりと答えることができません。
保育士をしてきた経験から、だいたい1~3才くらいの子どもに多いように思います。
イヤイヤ期とも重なる部分があり、子どもが「自分は何でもできる」と思う、自己全能感が出てくる時期に、「パパ嫌!!」と言われるようです。
言われた方はショックだとは思いますが、子どもの成長の一環なので、気持ちを強く持って対策していきましょう。
パパが嫌になる原因は?
「ママ大好き」の裏返しとしての「パパ嫌い」
ママが大好きな子どもの場合、「パパ嫌い」ということで、ママにアピールしていることもあります。
そんなときには、ママがいない場面で子どもとスキンシップをとれる機会を作ってみましょう。
アピールする存在がいなければ、今までがウソのようにパパに甘えてくるかもしれません。
子どもと2人きりになっても大丈夫なように、子育てスキルも磨いておきましょう。
遊ぶ時間が少ない
稼ぎ頭のパパは、やはり忙しくて子どもとの時間をなかなか取れないことも、多いことでしょう。
そして、休日くらいはゆっくり休みたいと思うこともあるとは思います。
しかし、子どもはなかなか遊んでくれないパパよりも、いつも世話をしてくれているママの方が好きになり、時々、関わろうとすると「パパ、嫌!!」となってしまうことでしょう。
遊び方がわからない
男の子の場合には、戦いごっこなどの激しい遊びをパパとやりたがる子どももいると思います。
しかし、普段から子どもと関わっていない場合、どのくらいの加減をしていいのか、そもそも、どうやって遊べばいいのかわからず、戸惑ってしまいます。
すると、子どもはそんな気持ちを察して、離れていってしまいます。
自我の芽生え
こちらの記事と同じです。参考にどうぞ。
自我がしっかりと芽生えてきて、自己主張が強くなってくると、日ごろから一緒にいないパパだと、どう関わっていいのかわからず、ちぐはぐな対応をしてしまいます。
そして、「私のことをわかってくれない」→「パパ、嫌い!!」となってしまうのです。
対策として
ではどうすれば、子どもとの関係をより良いものにしていくことができるでしょう。
今回は、5つ取り上げていきます。
簡単なものなので、できるところから、取り組んでみてください。
会話をたくさんしよう
人間関係を築いていくには、大人も子どもも会話が大切です。
昼間あったこと、子どもが思っていること、どんなことでもかまわないので、いろいろな話を聞いてあげてください。
話を聞いてもらうだけでも、子どもは喜ぶものです。
その時に、気をつけてもらいたいのは、話を聞いている時に、スマホをしないことです。
スマホをしながら、話を聞いているつもりでも、子どもは「ちゃんと聞いてくれていない」とわかってしまうのでしょう。
子どもと一緒にいるときに、スマホをやめるだけでも、子どもとの関係がよくなったという話も聞きます。
ご飯をあげよう
一緒に食事をしたり、食べさせてもらうことで、子どもは親近感がわくものです。
これは、大人も子どもも一緒ですよね。
できれば、食事作りにもチャレンジすると、ママとの関係も良くなることでしょう(^-^;
最初は少し抵抗もあるかも知れないので、こちらの記事を参考にしてください。
ダイナミックな遊びをしよう
これは、なかなかママには、できないことですよね。
日ごろから、遊んでいないと、力加減や子どもがどのくらいまでの遊びができるのかなどが、わからないので、なるべくたくさん遊んであげてください。
こちらの記事も参考になるかと思います
一緒にお風呂に入る
お風呂は、リラックスタイムです。
それを一緒にすることで、子どもとの距離感が近づいていくことでしょう。
湯冷めに気を付けながら、お風呂の中で、おもちゃを使って遊んでもいいと思います。
眠る前に絵本を読もう
これは、とてもおすすめです。
眠る前に一冊の絵本を読むことを、習慣にすると、寝かしつけにも効果があります。
子どもと共通の話題もでき、普段の会話にも生かすことができるでしょう。
ママとの関係も大切・悪口ダメぜったい!!
ママをライバル視するあまり、ママの悪口を言ってはいけません。
冷静に考えればわかることですが、大好きな人の悪口を言っている人を好きになるわけはありませんよね。
逆に、ママにも子どもの前でパパを貶めるようなことは言わないように話をしておきましょう。
ママがパパの悪口を普段から言っていると、子どももパパのことを尊重しなくていいのだと考えてしまいます。
パパのためといるよりも、子どもの情操教育の観点からも、悪口は子どもの前では口にしないよう意識していきましょう。
まとめ
子どもに「嫌」と言われないためには、日ごろから子どもとの関係をしっかりと作っていくことが大切なのだと、わかってもらえたと思います。
また、パパママの関係も子どもにとっては大きな要因になります。
今回取り上げたものをヒントに、子どもとの関係をより良いものにしていってください。
この記事が皆さんの役に立つと嬉しいです。
感想や質問がありましたら、コメント欄にぜひ書いてください。
それでは…