子どもにおもちゃを買ってあげたけど、全然興味を持ってくれない。
一度は遊んだけど、そのあとは部屋の端に放置され部屋が散らかり放題
そんなことはありませんか?
親が「これなら遊んでくれそう」と思うものと、子どもが「楽しい」と思うものは違うことも多いのです。
そこで保育歴20年以上、今まで2000人の子どもたちとかかわってきたねこねこ先生が、年齢ごとの発達の目安と何を伸ばしたいかを踏まえ、おもちゃ選びで大切なことを伝えます。
結論としては、発達と興味を踏まえ、子どもが少し頑張ればできるおもちゃを選ぶうにしましょう。
これを読めば、子どもに買ってあげたおもちゃが使われずに放置されることはなくなるでしょう。
- 子どもに買ってあげたおもちゃに、興味を持ってくれなかった方
- 初めての子どもで、どんなおもちゃをあげればいいか迷っている方
- 部屋がおもちゃでぐちゃぐちゃになってしまい捨てられない方
- いろいろなおもちゃに触れさせてあげたいけど出費は押さえたい方
興味関心をしっかりと把握して、子どもにあったおもちゃを与えてあげてください。
このおもちゃ、もう飽きちゃった・・・
子どもとパパママの思いは、すれ違ってしまうこともありますよね。
子どもにとって最適なおもちゃ選びとは?
子どもにとって「最善のおもちゃ」とは何でしょう?
おもちゃの選び方の参考にするには「モンテッソーリ教育」も有用です。
モンテッソーリ教育では、教具と呼ばれるおもちゃを使い、子どもの最近接領域(子どもが少し頑張ればでいること)を伸ばすことを主眼をおいています。
それを踏まえて、どのようにおもちゃ選びをしていけばいいのか伝えていきます。
よく観察して興味を探そう
子どもがおもちゃで遊ぶ時には、おもちゃに興味を持ってくれていなければ、遊んでくれませんよね。
興味を持ってくれるおもちゃを見つけるためには、日ごろから子どもがどんなものに興味を持っているのかを知らなければなりません。
「カサカサと音のなるものが好き」「手触りがすべすべしているものが好き」など、子どもの興味関心はそれぞれの子どもで違ってきます。
それが一番わかるのは、日ごろから接する時間の長いパパやママでしょう。
発達を伸ばすには、少し頑張ればできる物を
同じことをしていたら飽きるのは子どもも大人も同じです。
子どもは大人よりも違いや楽しいことを見つけることが得意ですが、それでも簡単にできてしまうことを延々と繰り返していたら興味をなくしてしまいます。
興味をなくさず遊べるように、少し頑張ればできるおもちゃをあげることで、子どもが飽きてしまうことを防げます。
子どもの発達に合わせたおもちゃを選ぶことが大切になります。
あまりにも簡単すぎるおもちゃでは遊びこむことができなくなってしまいます。
繰り返しながら発展していくことで発達する
子どもが小さいうちは簡単なおもちゃでも構いませんが、年長・年中さんくらいになったらブロックなどの自分で工夫できるおもちゃがいいでしょう。
完成形が決まっているおもちゃは作り上げるまでは楽しいのですが、それ以上の発展はなかなか難しいものです。
始めのうちは見本を見て作っていくのもいいですが、最期は自分で考え作り上げていくことができるおもちゃの方が遊びに発展性が出てきます。
専門家に頼むこともアリです。
発達段階を踏まえて、おもちゃを選んでいくことは、年齢ごとの発達を理解し、個別の子どもがどの段階にいるのかを見極め、次の発達に必要な要素を用意して・・・
と、子育ての初心者にはハードルが高いものです。
時間もかかってしまうので、専門家に選んでもらうことで、時短にもなり、より良い結果が期待できます。
子どもの興味を満たそうと思うと、おもちゃの量も多くなりがちなので、どうしても、おもちゃの最適化のためにもおすすめです。
今なら、初月は1円でトライアルができます。
最適なおもちゃを見つけられたら、基本的に大人は見守るだけで十分です。
利用の流れは
- ホームページから申し込み
- ヒヤリングシートの記載
- 1週間以内に6~7点(定価15,000円以上)の知育玩具が届く
- 2か月後の交換時期前にメールが届き、交換の有無(残したい玩具は延長や買取もっ可能)の確認
- 新しいおもちゃが届くとともに全号のおもちゃの交換
となります。
子どもがしっかりと遊び込めるように、大人はできるだけ、見守るようにしましょう。
もちろん、子どもから関わって来たときには、しっかりと応答してあげることも大切です。
発達にあったおもちゃを用意することができれば、大人のかかわりは、必要最低限で済むのです。
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年齢別の特徴とおもちゃ
0才くらいの年齢は・音や色で感覚刺激を
感覚刺激
まだ小さい赤ちゃんは、自分の手足を自分のものと把握してません。
何かを握る感覚と自分の手足を握る感覚の違いから、自分のものだと認識していきます。
その後の発達を促すためにも、手足を使うおもちゃは大切です。
赤ちゃんはものを確かめるために、口を使います。
自分の手足をくわえてみたり、気になるものがあると、とりあえず口に入れます。
何でも口に入れるのは、それがどんな物なのか確かめているのですね。
赤ちゃんにとって、口に入れることは学びであり、遊びなのです。
誤飲を避けるためにも、適度な大きさのある、噛んでもいいおもちゃを選びたいですね。
園の0才児クラスにも置いてあるこちらのおもちゃは、子どもたちが喜んでカミカミしています。
プラスチックのものは口に入れるのに抵抗があるので、できれば木製のものがいいですよね。
もちろん、口に入れた後は別によけて置き、次に使う前に消毒をしながら使っています。
色や音に興味をもちます
あかちゃんは、音や色に興味を持ちます。
鮮やかな色彩を見たり、いろいろな音色を聞かせてあげるのですが、専門家でもどれが正解なのかわからないのです。
きつめの色彩がいいという専門家もいれば、優しい色合いのほうが、いいという方も・・・。
子育てに正解はないと言われる所以
ですね。
個別に子どもと養育者の好みで選んでいいでしょう。
ゆっくりとした動きの目で追えるものを
寝ているだけと思われがちですが、赤ちゃんは好奇心旺盛で目はキョロキョロと動いていることもよくあります。
ベットメリーなどを用意してあげると、クルクルと回るものをジーっとみていることがわかります。
産まれたばかりの赤ちゃんの視力は弱く、発達にも個人差があるので、子どもの目の動きを観察して、しっかりと見えていることがわかったら、ふさわしいおもちゃを用意してあげるといいですね。
うちでは、年齢ごとに形を変えられるこちらのベットメリーを使っていました。
音楽や風の音などの環境音もなるので、興味を持って手を伸ばしていました。
自我をはっきりと表現することの難しい0才児では、親がおもちゃを決めることが多くなります。
またとない大切な乳児期には専門家の選んだおもちゃを与え、しっかりと発達を伸ばしてあげたいですね。
保育士等のプロが選定!知育玩具のサブスクならCha Cha Cha☆今なら初月0円で始められる!1才くらいの年齢は・言葉が出始め、活動範囲が広がる
つかまり立ち、伝い歩き
一歳児になると、つかまり立ちや伝い歩きができる子どもが増えてきます。
行動範囲が広がり、子どもたちの自我も少しずつはっきりしていく頃です。
「自分でできた!!」と思えることで自己肯定感の芽もはぐくまれていくので、しっかりと探索行動を保障していきたいですね。
そんな時には、つかまり立ちができるくらいの適度な高さの机や棚の上におもちゃを固定して遊べるようにするのがおすすめです。
園では、こちらのプラス10などをIKEAの棚に固定して使っていました。
部品がその都度散らばるのが難点ですが(^-^;
少し小さいので口に入れることもありますが、呑み込めない大きさなので安心です。
喃語、好奇心が発達
喃語や簡単な単語を言える子どもも増えてくる時期です。
好奇心も旺盛になってくる半面、まだまだバランスを崩して転倒することも多いので目が離せません。
子どもがよく遊ぶ場所には、マットを引いてあげておくと、けがの予防にもつながります。
大きめのおもちゃ、積み木、ブロックで指先の発達を
少し月齢が上がってくると、おもちゃで遊べる時間も長くなってきます。
手先が器用ではないので、ブロックなども大きめなものがいいでしょう。
出来上がったものをパパママにも見せに来ると思うので、しっかりと認めてあげてください。
おもちゃで遊ぶことが楽しくなり、年齢が高くなった時にも遊びが発展していくことでしょう。
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2才くらいの年齢は・イメージの世界が広がる
イメージの世界が広がる
ごっこ遊びや見立て遊びが盛んになる年頃です。
ままごとや家族ごっこもよくします。
イメージが広がるよう絵本を読んであげたり、ままごと遊びをしているときに「○○が食べたいな」や「もうねむたくなっちゃった~」など言葉かけをしてあげてください。
時々言葉が違っていたり場面がいきなり変わったりするのも、かわいいですよね♪
まねっこ遊びも喜ぶので、絵本もたくさん読んであげてくださいね♪
ヒーローごっこを楽しむ
男の子の場合は、ヒーローごっこになることも増えてくるかと思います。
友だちと一緒に戦いごっこをしていると押してしまったり叩いてしまうこともあるので、しっかり見守ってあげましょう。
パパなら叩いてもいいという家庭もあるかとも思いますが、パパでも叩かれたら痛いことを伝え、手加減や自分がやり返されたら痛いということもしっかりと伝えていきたいですね。
時々、相手を叩くのはいいが叩かれるとすぐにキレてしまう子もいるので、気をつけていきたいですね。
自己主張が強くなる
魔の2才児といわれる年齢で、自己主張がはっきりとしてきます。
自分の思いがはっきりするのですが、なかなかそれを言葉にすることができず「なんでわかってくれないの!!」とかんしゃくを起こします。
泣いているうちに何で泣いているのかもわからなくなることも多々あります。
できるだけ気持ちに寄り添いながら、気持ちを言葉にしてあげていくことで、自分で気持ちを切り替えることが上手になっていきます。
イヤイヤ期については、こちらの記事も参考にしてください。
3才くらいの年齢は・少しずつ順序立てて考えることができる
難しいパズルができるように
3才以前でも、好きな子は好きなのですが、パズルを喜んでやるようになります。
はじめは、大きなピースだったものが、少しずつ難しいものにもチャレンジできるようになります。
「できないから、やらない」という子もいるので、簡単なものから少し頑張ればできるものにステップアップできるといいですね。
レゴなどイメージを持って作れる
2才児では、単につなげるだけのことが多かったブロックも、だんだんとイメージを持って形を作れるようになります。
大きなブロックしか使えなかったのが、手先が器用になりレゴブロックなどの小さなものでも扱えるようになります。
レゴブロックは自分のイメージを形にできるところがおすすめのポイントなので、完成形が決まっているものより自由につくっていけるものを選んであげてください。
イメージ通りいかないとイライラすることもある
時々イメージ通りのものができずに、泣いてしまうこともあります。
まだ、自分のイメージがしっかりと固まっていなかったり、イメージを再現する手段がわからなかったりすると、自分の中で納得ができずに子どもによってはかなり激しく泣くこともあります。
大人が手助けをしようにも、自分自身でもわかっていないことも多いので、助けることもできません。
「うまく作りたかったんだよね」と気持ちに寄り添いながら、自分の気持ちに折り合いがつけられるのを待ちましょう。
4・5才くらいの年齢は・筋道をたてて考えられるようになる
イメージがさらに豊かになる
さらにイメージが豊かになっていきます。
この位の年齢になると、付け外しの難しいラキューなどにも取り組めるようになります。
ラキューは細かいパーツもあり、自分のイメージを再現することができます。
自分で工夫して作ることもできるのですが、設計図なども用意してあげると「こんな使い方もできるのか」とわかり、制作の幅か広がって行くでしょう。
ギミックがあるブロックなども作れるようになる
レゴブロックやラキューでは、動きのある作品もつくれるようになります。
レゴブロックではギミック用のパーツが必要になることが多いのですが、ラキューはギミック用パーツはいりません。
うまくずらして取り付けたり、突起をひっかけたりすることで動きを作っていけるのです。
ただギミックありの作品を独自に思いつくのは難しいので、やはり設計図があった方がいいですね。
筋道をたてて理解できるようになる
既存の技術を取り入れ自分で応用できたら、そんな最高の学びはないですよね。
ギミックがどうなっているのかを考える時には、プログラミング思考が培われます。
小学校でもプログラミングの授業がはいってくるので、考え方に慣れておくこともいいですよね。
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何を伸ばしたいかでおもちゃ選びをしましょう
想像力を伸ばしたいときにおすすめのおもちゃは
自分のイメージしたものを形にしていくことで、想像力は豊かになっていきます。
大人はいきなり「イメージして」言われても難しいのですが、子どもはすんなりとイメージを形にすることができます。
ぼんやりとしたイメージを形にするには、可塑性(簡単にいうと自由度)の高い玩具が必要になります。
その代表的な玩具がレゴやカプラなどです。
レゴはなじみがあると思うのですが、カプラも保育の現場では有名です。
見た目はただの木の板なのですが、かなり精密にできています。
その分、少し値段は高いんですが、積み上げていくと板と板が吸い付くように重なり、子どもでもあっさりと天井まで積み上げることができます。
うちの園長は値段をケチって、知り合いの工務店に同じようなものを作ってもらったのですがこうはいきませんでした。
やはり正規品を頼むのがおすすめです。
もちろん家には正規品があり、脚立に乗り斜天井の高いところまで積み上げて遊んでいます。
ひらがなの興味を伸ばしたいときは
3才頃になると「ひらがな」に興味も持つことがあります。
ひらがなに興味を持ってるときに五十音表を用意したり、本屋さんで売っているようなワーク本を買ってあげると喜んで取り組んでくれるでしょう。
折角ですので、興味が続くよう時間を決めたり、できたシールを貼るなの工夫をしていきたいですね。
生き物への興味をのばしたいときは
少し「おもちゃ」という観点からはズレるのですが、生き物に興味をもったらフィールドワークに出かけましょう。
自然は何物にも勝る学びの機会です。
ただ虫などを探すだけでなく、図鑑なども使いながら見つけたものを調べる癖がつくと更にいいです。
今は携帯やタブレットでも調べることもできるので、重い図鑑を持って行けなくてもいいです。
うちの子どもたちは携帯で写真を撮り、「レンズ」という機能を使って自分たちで調べています。
プログラミング的思考を伸ばしたいときは
プログラミング思考を伸ばしたいときには、NHKの「Let’sプログラミング」という番組を見てスクラッチを使って学ぶのが、一番コスパは高いでしょう。
厚切りジェイソンさんが出ていて楽しく学べます。
ちなみに、うちの子どもはチャレンジのオプション教材でプログラミング学習をしています。
同じように教材はスクラッチなのですが、「ももたろう」の話を題材に少しずつストーリーを進めながら進めていくので楽しく取り組んでいます。
オプションなのでチャレンジ自体をやっていないとできないことと、うちの子どもの場合は、やるときとやらない時のムラが激しいことが問題です。
パソコンを立ち上げるのは大人がやらないとできないのでなかなかやる機会が作れず、1度始めると2時間近くぶっ続けでやってしまうのがネックになっています。
運動神経を伸ばしたいときは
身体を動かすには習い事をするのが一番でしょう。
全然、おもちゃじゃなくなってきましたが・・・。
スイミングやチアダンス、バレエにヒップホップダンスに、サッカーや空手など
子どもが好きなもの、興味を持ったものを基準に選んであげることが大切です。
愛好会のようなものだと費用を抑えることができます。
その分、手伝いなど労力はかかってきます。
「楽しく」できることが続ける秘訣になるので、雰囲気のいいところを選べるよう無料体験などで雰囲気をつかめるといいですね。
ちなみに、うちは上の子がヒップホップダンス、下の子がバレエを習っています。
興味を優先した結果、別々の習い事になりました。
まとめ・子どめの年齢と発達に合う最適なおもちゃ選びを
子どもにとっておもちゃはとても大切なものです。
興味関心や発達段階にあったおもちゃを選ぶことで、子どもの成長や学びはどんどん活発になっていきます。
発達に合うものの方が、子どもも楽しく遊ぶことができるのです。
子どもにとって「遊び=学び」なのです。
発達段階を踏まえて、おもちゃを選んでいくことは、少し学んだだけでは難しい部分もあります。
専門家に選んでもらうことで、より良い結果を得られます。
どうしても、散らかりがちな、おもちゃの最適化にもピッタリ♪
初月は1円でトライアルができるので、自分に合っているか試して合わなかったらやめてもいいでしょう。
最適なおもちゃを見つけられたら、基本的に大人は見守るだけで十分です。
利用の流れは
- ホームページから申し込み
- ヒヤリングシートの記載
- 1週間以内に6~7点(定価15,000円以上)の知育玩具が届く
- 2か月後の交換時期前にメールが届き、交換の有無(残したい玩具は延長や買取もっ可能)の確認
- 新しいおもちゃが届くとともに全号のおもちゃの交換
となります。
子ども自身がしっかりと遊びこめるよう静かに見守りながら、助けを求めてきたら少し手伝ってあげましょう。
そのときにも、できるだけ子ども自身で考えられる余地を残してあげると、さらに多くを学ぶことができます。
しっかりと興味と発達にあったおもちゃを選んで、子どもの才能を伸ばしてあげましょう。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
感想や質問がありましたら、コメント欄にぜひ書いてください。
それでは・・・