日々の子育てに疲れている方はいませんか?
それとも、肩こりがひどく、ダルくて動くのが嫌になるときはありますか?
今回は、保育歴20年以上、合気道歴15年以上のねこねこ先生が良い方法を伝えます。
上手な力の抜き方を学び、日々の疲れと肩こりを少しでも癒やしてください。
子どもと関わるのは体力勝負なところもありますよね
余計な力を抜いて、楽に子どもと関われるような技術を伝えていきます
肩こりの理由
自分も以前はひどい肩こりでした。
20代なのに四十肩で腕が上がらず、マッサージをしてもらうと「堅すぎ(笑)」と言われるくらいでした。
それでは、なぜ肩こりになってしまうのでしょうか?
それは、血液の流れが悪くなり、身体の中の疲労物質が貯まっていくことによって起きてしまいます。
よく、ピップエレ〇バンのCMでも「血流をよくし、コリをほぐす」と言ってますよね。
なぜ血液の流れが悪くなってしまうのでしょう?
答えは、普段の生活の中で身体に力が入っていることが多いからです。
ですので、身体の力を抜いて、コリと疲れを癒やしていく方法を学んでいきましょう。
力の抜き方
ただ力を抜くといっても、ダラダラとすればいいわけではありません。
それに、子育てをしている中でダラダラできる時間なんて。ほとんどないですよね(^-^;
合気道の稽古中も力を抜けと言われても、相手が襲ってくる中で、ダラダラできるわけがありません。
そこで、いつでも周りの変化に対応できる、合気道での力を抜く技術を知ることで、子育ての中でも上手に力を抜くことができるのです。
身体の重みが落ち着く場所
左右のバランスが崩れていると力を抜くことができません。
力を抜いているつもりでも、どこかに余計な力がかかっているものです。
左右のバランスを直すために次の1つの注意点と2つの動作をしてみてください。
- 丹田、足先
身体の重さがかかるところは、上半身が丹田、下半身が足の親指です。
それがずれていると、左右のバランスが崩れていきます。
- 次は足踏み
足踏みをすると、足幅が自然な広さになります。
- 最後は、つま先立ち
つま先立ちになった後、ゆっくりとかかとを降ろします。
その時に、かかとの下に和紙が1枚敷いてあるようなイメージをすると、べた足にならずに済みます。
以上の注意点と動作をすると、左右のバランスが整っていくでしょう。
意識する場所
身体全体を意識していると、動きながらだと、なかなか身体の力を抜くことはできません。
これからあげる、いくつかの身体の箇所を意識することで、動いている中でも力を抜くことができます。
- 頭のてっぺん
もしかしたら、聞いたことがあるかも知れません。
頭の上からひもでぶら下げられているイメージを持つと、力を抜くことができます。
立っているときに、力を一番やりやすく、姿勢も自然とよくなるためにおすすめです。
- 指先足先
動いているときに意識してもらいたいのがこちら
歩いているときには足先だけを意識して、腕を伸ばすときには指先だけを意識します。
まるで、自分が棒人間になったように(笑)
そうすることで、動いているときでも、膝や足首、腕の力を抜いていくことができます。
- 丹田
最後に、力が入っているなと気が付いたときに意識したいのが、丹田です。
何か武道をやったことがある方なら、聞いたことがあるかもしれませんが、おへその下の部分を丹田と言います。
しかし、力を抜くときには、丹田全体を意識すると、お腹に力が入ってしまうので、できたら点になるくらい狭い範囲を意識してみてください。
丹田の一点に意識を持っていくことで、手先足先、頭のてっぺんにも意識が通い、しっかりと力を抜くことができるでしょう。
そして、兄弟子に言われた言葉が「全力で力を抜く」です。
全力と力を抜くを合わせた、矛盾たっぷりの言葉ですが、人は無意識に力が入ってしまうもの。
そこで、力を抜くことも本気で取り組まなければ、できないということなのでしょう。
全身の血の流れを感じる
立ち止まって身体の力が抜けていることを確認するには、手先足先の血流の流れを意識してみてください。
力が抜けてリラックスできているときには、指先足先に血が通っていることがわかるはずです。
力を抜くことができ、血流も改善できていれば、当初の目的である、肩こり、疲れも改善していくことでしょう。
違和感があるところに意識を向けて
もしどこかに、違和感を感じるようでしたら、手当てをしてあげましょう。
合気道では指圧法を使ったりもしますが、単純に手を当てるだけでもよいでしょう。
違和感のあるところに吸った空気が集まり、違和感を吹き飛ばずようなイメージ法もあります。
また、呼吸法などもおすすめです。
呼吸法については、こちらの記事で
まとめ、疲れ知らずの身体に
身体の力を抜くためには
- 身体の左右のバランスを整える
- 丹田、足先指先を意識する。
- 身体の血流を意識する。
- 呼吸法
以上の4つがおすすめです。
肩こりや疲れやすい身体はツラいものですよね。
しかし、ダラダラとしていると余計に疲れてしまうことにもなるでしょう。
ですので、この記事の上手な力の抜き方を実践して、肩こりや疲れ知らずな身体にしていってください。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
それでは…