子どもによかれと思って選んだ絵本が、気に入ってもらえなかったことはありますか?
大人が面白くないと思っていたものを、子どもがすごく気にいっていることもありますよね。
大人と子どもでは、感覚の違いがあり、気に入る絵本を見つけるのが難しいこともあります。
そこで、子ども自身が選ぶ、おすすめ絵本を紹介します。
次女は、お姉ちゃんの影響から絵本が大好きになり、暇を見つけては読んでいるくらい絵本大好きですです。
この記事で、みなさんの子どもがお気に入りの絵本を見つけてもらえたら嬉しいです。
わたしも大好きな絵本がたくさんあるよ♪
ぜひ、子どものお気に入りの一冊を見つけてあげてくださいね。
ともだちや
あらすじ
何だかおかしな格好をしたキツネがやってきましたよ。
両手にちょうちん、のぼりを立てて、彼は言うのです。
「えー、ともだちやです。ともだちは いりませんか。」
彼が思いついたのは「ともだちや」。
1時間で100円、2時間で200円…お金をもらってともだちになってあげるのです。
ひとりぼっちの人に、さびしい人に、ともだちや。
200円もらってクマのともだちになったキツネは、とても疲れているように見えますが…。
そんな時、どこかから声がかかります。
「おい、キツネ」
こわごわと声のする方を覗き込むと、そこにいたのはオオカミ。
トランプの相手をしろ、と言うのです。
言われるままにひとりしきりトランプ遊びで盛り上がった後、キツネがお代をもらうために申し訳なさそうに手を差し出します。
すると、オオカミは思わぬことを言うのです……
おすすめポイント
好きな絵本を聞いたときに一番最初に出てきたのがこの絵本
大人が読んでも考えさせられる内容です。
このシリーズは園でも読むこともあるのですが、読み終わりに自分が泣いてしまうこともあるので、ちょっと読みずらいです(^-^;
子どもの心を豊かにしてくれる絵本だと思います。
どうぞのいす
あらすじ
うさぎさんが作っているのは、小さな椅子。
しっぽもつけて完成です。
「さて、どこに置こうかな」
うさぎさんは、野原の木の下に、「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に置いていきます。
やがて、動物たちがやってきます。
最初に通りかかったろばさんは、「どうぞのいす」を見ると、なんて親切な椅子だろう、せっかくだから……と、自分は木の下にすわりこみ、持っていたかごを椅子の上に置いたまま、お昼寝をしてしまいます。
次に通りかかったのは、くまさん。
椅子の上にはかごいっぱいのどんぐり。
隣に書いてあるのは「どうぞのいす」。
そこでくまさんは「どうぞならば」と食べてしまいます。だけど思うのです。
「からっぽにしてしまっては、あとの人におきのどく」
もっていたはちみつを椅子の上に置いていきました。
さらにきつねさん、りすさんが通りかかり、それぞれが「どうぞ」の言葉に反応し、考えて、行動し、それはやがてユニークな結末へとつながっていきます。
おすすめポイント
家でも園でも何度もリクエストして、読んでもらっている絵本です。
ポイントは「うさぎさん、かわいい」だそうです。
優しいタッチの絵に、登場するキャラクターもみんな優しく、ほんわかした気持ちになれる絵本です。
ぜひ、「あとのひとに、おきのどく」という、周りに気の配れる大人になって欲しいところです。
ドラキュラ―ってこわいの?
あらすじ
うさぎの兄弟の活躍で、ワインのびんの中で眠ってしまったドラキュラー。
いつまた目が覚めるかわからないので、うさぎの兄弟はびんごと大きな風船につけて飛ばしてしまいます。
すると雲の上にかみなりちゃんがいて、ドラキュラーはかみなりちゃんの血を吸おうとしますが……。
おすすめポイント
個の絵本は対象年齢が低いのですが、年長のうちの子どものお気に入りです。
おすすめのポイントは「ドラキュラはこわいけどこわくないよ」とのことです。
大人は、子どもの年齢を考えてあまり選ばないものでも、子どもには楽しいこともあるのですね。
いつも長めの話を聞いていると、時には短いさらっとしたお話も聞きたくなるのかもしれません。
まとめ
本当は、5つ絵本を取り上げてもらおうと思ったのですが、ポケモン図鑑やツムツムを探せなどの、お話ではないものだったので、3つにしました。
それでも、大人が選ぶ時には、5才児には選ばなそうなものもでてきたので、面白いと思いました。
小さな時に呼んだ絵本でも気に入ったものは、時々見たくなるようですね。
みなさん子どもにもお気に入りの一冊を見つけてあげてください。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
それでは…