自分はなにかと疲れやすく、周りと比べて落ち込みやすい方です。
気分が落ち込んでいると、子どものちょっとしたことも受け流せなくなってしまいます。
メンタルが沈んでいると子どもに強く当たってしまうことも多いので、しっかりと時間をとりメンタルリセットしていきたいですね。
気分を変えて子どもと楽しく関われるように、保育歴20年以上のねこねこ先生がメンタルリセットの方法9つを伝えていきます。
詳しくは後で説明しますが、結論を先に言うと
- 寝る
- 瞑想
- 呼吸法
- 歌う
- 散歩
- 感謝できるものを探す
- 流れに身を任せる
- よくなった場面を想像する
- 無心で片付けをする
自分に合うものを見つけて実践して気持ちを切り替え、楽しく子どもと向き合えるようにしていきましょう。
- 子育てに疲れて落ち込みがちな方
- 落ち込むとなかなか立ち直れない方
- 気分を変えて、子どもと楽しく関わりたい方
パパ、パパ、聞いてよ!!
気分が落ち込んでいると、子どもの話を聞くのが面倒になってしまうこともあります。
子どもにとって話を聞いてもらえることは大事なことなので、早く持ち直してしまいましょう。
メンタルリセットとは?
メンタル=心です。
メンタルリセットとは精神的に落ち込んでしまったり不安定になっているときに、自分の心の状態を立て直すことです。
急にプラスのハイテンションになることは難しいので、まずは心をナチュラルな状態にすることを目指していきます。
ですので「リセット」なのです。
子育てをしていく中で、しっかりとメンタルリセットをしていかないと、育児ノイローゼやウツになることもあります。
自分の思い通りにいかないことが続くと、心が疲れてしまいます。
しっかり自分のメンタルリセットをしていきましょう。
ストレスの原因
子どもはもちろんかわいいのですが、かかわっていく中でストレスになることもありますよね。
原因としては
子どもがいうことを聞かない?
毎日、変化のない繰り返し?
1番は自分の思った通りに物事が進まないことでしょう。
ある病院では出産前の検診で、問題を解いてもらうそうです。
問題を解いている途中で看護士がちょくちょく話しかけたり、質問したりするのです。
なかなか問題に集中できずにイライラしているところで「これが子どもと過ごす日常です」と言われます。
自分がやろうと思っていることが何度も妨げられることは大変なストレスになります。
ストレスを受け続けると心が疲れてしまいます。
意識的にメンタルリセットをしていくことが大切ですね。
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メンタルリセットのメリット、デメリット
【メリット】些細なことを受け流せる、これ以上の悪化を防げる
気分が落ち込んだままでは、子どもと上手に付き合うことができません。
子どものちょっとしたいたずらに目くじらを立てて叱っているようでは、子どもにもいい影響はありませんし、自分自身も自己嫌悪に陥ってしまいますよね。
心が疲れている時には、前向きな考えはなかなか浮かばないものです。
そして、何かしらの手を打たなければ心はどんどんと後ろ向きになり、なおさら立ち直れなくなってしまうでしょう。
そんな状況に陥らないために、メンタルリセットを活用していきましょう。
メンタルリセットをすることで、
- 子どもの思いを受け止め受け流せる
- やる気が出る
- 思考の悪循環を防げる
などの、良いことがあります。
思考が悪い方に向かいがちな方は、特に積極的に実践していきたいですね。
【デメリット】リセットする方法がわからない、できてないと思い余計に落ち込む
そもそも、うまくメンタルリセットする方法がわからない方もいるでしょう。
学校などでは教えてくれないことですから、知らなくても無理はありません。
やみくもに「心を落ち着かせなくては」と考えていると、余計に心はざわめくものです。
そして、「こんなこともできないのか」と感じてしまうと、さらにメンタルが落ちてしまうことでしょう。
そうならないために、下にあげた方法を読んで自分に合う方法を見つけ、軽い気持ちでとり組むようにしましょう。
まじめな性格の方や頑張り屋さんは、無理をしすぎてメンタルが落ちてしまいがちです。
物事を楽観的に考えられる方がメンタルは良い方に向かうものです。
メンタルリセットの方法9つ
それでは、メンタルリセットの方法を順にあげていきます。
寝る
誰でもできる1番簡単な方法かと思います。
問題は時間がとれるかですよね。
夜の眠りに支障がなく、起きた後も眠気を引きずらないためには、26分の仮眠が理想的です。
夜もしっかりと眠れるよう、昼寝は17時前にできるといいですね。
その時間もとれないなら最低15分、目を閉じでいるだけでも、だいぶ頭はすっきりとするでしょう。
次に挙げる瞑想や呼吸法とあわせることで、さらに効果がでます。
メンタルに限界を感じたら1日8時間の睡眠を取って見ましょう。
メンタルリセットには1番効果的です。
仮眠や睡眠については、こちらの書籍に詳しく書かれているので、興味のある方は読んでみてください。
瞑想
瞑想にはさまざまなやり方がありますが、そのうちの1つを伝えます。
- 邪魔されない静かな場所を選びます。
- 椅子に腰をかけても、床にすわっても、ベットに横になってもいいので楽な姿勢になりましょう。
- 目を閉じてリラックスしながら呼吸します。
- ゆっくりと肺に空気を吸い込み、空気を吐く心地よさを感じます。(快適さが大変重要です)
- 意識がさまよったら、思考を放っておき、呼吸に意識を戻します。
人は何かに集中する傾向があるので、思考が広がらないものに集中するといいでしょう。
例えば、呼吸を数えてもいいですし、水滴が落ちる音やエアコンや換気扇の音に耳を傾けてもいいでしょう。
前向きになろうと頑張らず、思考を手放し心を静めることを目的にしてください。
呼吸法
・姿勢を確認する
肩を上下させ力を抜きます。
意識は丹田の一点に集中させて、背中が曲がらないようにしましょう。
・静かに吐く
口を大きく開け、かすかに自分の呼吸音が聞こえるくらい静かに吐いていきます。
全身の空気を全て吐ききったら、かすかに前傾し3秒数えます。
・吸うに任せる
全身に空気が行き渡るよう、自然と吸っていきましょう。
吸いきったと思ったら、丹田の一点に気持ちを静め、3秒数えましょう。
呼吸法については、こちらの記事で詳しく説明してあるので、よかったら読んでください。
合気道の呼吸法だけでなく、マインドフルネスの呼吸法についても書いてあります。
書籍を使って、合気道の呼吸法を詳しく知りたい方は、こちらの書籍を参照してください。
全身に酸素がいきわたることで、頭もすっきりして悪い考えも小さくなっていることでしょう。
歌う
鼻歌でも、大きな声で歌っても構いません。
テンションのあがる曲もいいですし、静かな曲もいいでしょう。
どんな曲がいいか決める方法としては、自分の感情に注意を払うことです。
今の気持ちから少しでもいい気分になれるものが正解です。
歌うことについてはこちらの記事も参考にしてください。
気持ちよく歌うことができれば、大抵の悩み事は消えてなくなってしまいます。
散歩
歩くことに意識を集中することで、落ち込んでいた気分が持ち直せます。
周りの木々や花などを見ることでも心が和むでしょう。
時には、子どもと一緒に何も考えずに歩いてみましょう。
「抱っこ」と言われることもあるので、抱っこ紐や水筒なども用意しておくといいですね。
また、パートナーがいるなら少しの間任せて、1人で歩いて気分転換ができるといいですね。
1日中家の中にいては気分もふさぎ込んでしまうので、良い気分転換になることでしょう。
感謝できるものを探す
心に余裕がないと、周りのものに感謝することはできなくなります。
あえて自分の周りにあるものや出来事に感謝することで、気持ちを立て直せるようになります。
「何も感謝できるものがない」という方は「存在自体」に感謝することをおすすめします。
健康に過ごせていること、子どもがそばにいること、今を生きていられること
存在自体を感謝できるようになれば、強く生きられるはずです。
ゲーム感覚で感謝することを習慣にするには、こちらの書籍がおすすめです。
感謝するための方法がいくつも書かれえているので、きっと自分に合うものを見つけることができます。
流れに身を任せる
世界を肯定的に見れていないと、流れに任せるのが難しいことがあるので「感謝する」をしてから続けて行ってください。、
頑張らずに流れに身を任せてみましょう。
流れに身を任せて自分にいいことがあったら、それに意識を向けてください。
人は意識して見ているものを探しがちです。
一つのいいことを探すことができたら、どんどんと見つけることができるようになります。
すると次第に心が晴れていくことでしょう。
よくなった場面を想像する
良くないことが起こった時や自分がミスをした時には、メンタルが落ちてしまいがちですよね。
そんな時には、少し時間をとって良くなったことを想像してみましょう。
悪いことが起こった時は、自分が何を望んでいるかがよくわかるタイミングです。
「怒ってしまった」と落ち込んでいる時は、「優しくしたい」や「笑っていたい」というのが、本当の望みですよね。
子どもと笑っている自分や優しく接することができる自分を想像してみましょう。
単に、自分がこうなりたい、なったらいいよね、と思える場面を想像してもいいでしょう。
そんな想像をしていたら、きっと落ち込んでいる気分も晴れていくでしょう。
無心で部屋を片付ける
心も整い部屋も片付くので一石二鳥です。
メンタルが落ちていると部屋は散らかっていることが多いものです。
無心で、あまり頭を使わないことをしていると、余計なことを考えなくて済むので、それ以上気持ちが沈み続けることを防いでくれます。
片付けている途中で、子どもが散らかしてくるとさらにイライラしがちなので、昼寝中やパートナーが子どもを連れだしてくれている間にできるといいでしょう。
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自分がよく使うのは呼吸法
時間があまりなく気分が落ちている時には、温めたアイマスクをして横になり呼吸法をしています。
だんだんと心が静まり寝てしまうこともあるのですが、15分程度でもすっきりすることができます。
少し時間が取れるときには、椅子に座り静かな音楽を聴きながら瞑想していることもあります。
瞑想が終わった後は、仕事も子どもとの関わりも、自分を客観的に見ながらうまく立ち回ることができるようになります。
子どもの行動にイライラしてしまう時には、深呼吸してから子どもに感謝できること、よいところを見つけるようにしています。
日頃から、良い部分を見つける習慣をつけるよう心がけるといいですね。
まとめ・メンタルリセットを習慣にしましょう
メンタルが落ちやすい方には真面目な方が多いように感じます。
人一倍頑張っているので、疲れもたまりやすく、落ち込むとなかなか立ち直れないように感じます。
そんな時には頑張り過ぎず、楽観的な姿勢も持つようにしてください。
そして、今回取り上げた9つのメンタルリセットの方法のうちのどれかを実践して、気分を切り替えて子どもと楽しく過ごしていけるといいですね。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
それでは…