うちの子どもは「ママじゃなきゃヤダーー!!」という子だったので、パパがお風呂に入れようとすると一苦労でした。
園でも「お風呂に入ろう」と声をかけると、ダッシュで逃げていくツワモノもいるようです。
新陳代謝の活発な子どもは毎日しっかりとお風呂に入ってもらいたいですよね。
夏場は特にあせもやにおいも気になります。
乾燥肌や肌トラブルの一番効果的な方法は清潔にすることだそうです。
そこで、今まで2000人以上の子どもと関わってきて、夜間保育所ではシャワーにも毎日入れていた、ねこねこ先生が、子育ての中で実際にやってきたことや園の保護者に聞いた方法を紹介していきます。
この記事を読んでもらえれば、子どもがお風呂好きになり、楽しく入れるようになるでしょう。
- 子どもがお風呂を嫌がり困っている方
- 楽しくお風呂に入れる方法を知りたい方
一緒にお風呂を楽しめることが、一番大切ですよね。
パパ!!お風呂って楽しいね♪
子どもがそう思ってくれたら嬉しいですよね。
お風呂に入りたくない理由
理由もわからず「はいりなさい!!」と言っても、子どもはいうことは聞きません。
子育ての基本は子どもの気持ちを理解することが大切になってきます。
はっきりと理由がわからない場合もありますが、まずは、よくある理由を考えてみましょう。
遊びを中断したくない
遊びに夢中になっている時に、声をかけられても「やだ!!」」となりますよね。
そんな時には、「あと、○○したら入ろうね」とかけたり、子ども自身にどこまでやったら、入れるのかを決めてもらうのもいい方法です。
また、時計が読めるようなら、「長い針がここまできたら」や「数字が〇になったら」などの方法で伝えてもいいでしょう。
そのとき重要なのが子ども自身も納得して約束を決めることです。
大人が一方的に決めたものでは、なかなか守ることができないでしょう。
その代わり、双方が納得して決めたものは、しっかりと守るようにしましょう
気を引きたい
お母さんお父さんの気を引きたくて、わざと「イヤだ!!」と逃げていくのかもしれません。
いわゆる、かまってほしくてやっているパターンです。
そんなときに、慌てて追いかけていくのは逆効果でしょう。
冷静に、声をかけ洗面所で待っていたら来てくれるかもしれません。
お湯が熱い
まだ、はっきりと言葉で気持ちを伝えられない子どもにとって、お湯が熱いのはストレスになります。
一度、「熱くていやだ」、という思いをしてしまうと、次の時にも「お風呂ヤダ」となることもあるでしょう。
小さな子どもをお風呂に入れるときには、少しぬるめと感じるくらいの方がいいでしょう。
ただ、ぬるくし過ぎて風邪をひかないようにしましょう。
水温計で測るなら38℃くらいを目安にするといいでしょう。
シャンプーが目にしみる
シャンプーを嫌いな子どもも多くいますよね。
もしかして、大人用のシャンプーを使っていませんか?
少し、大きくなってからなら平気でしょうが、小さいうちは専用の目にしみにくいシャンプーを使ってあげるといいでしょう。
うちは、ずっと↑を使っていました。
ハーブの香りが少し強めですが、シャンプーを嫌がることはなかったです。
赤ちゃんの頃は大人が顔をガーゼで覆い、少し大きくなってからも、自分でガーゼを使って顔を抑えています。
大人は目を閉じればいいと思うのですが、子どもはガーゼがある方が安心できるようです。
お風呂好きになってもらう方法
理由は分かったので、次はどうお風呂好きになってもらうかを紹介していきます。
お絵描き
壁にお絵かきしていいの?!
やったー!!
紙に書くのとはまた違った楽しさに
子どもは喜んでお風呂に向かいます。
壁に絵を描けるクレヨンがあると、楽しく過ごすことができます。
壁に直接描くことに抵抗がある方は、こちらのシート付きがいいと思います。
もし、はみ出してしまっても水で消せます。
魚釣り
パパ!!たくさん釣るからみててね!!
部屋でしようと思うと大変な魚釣りでもお風呂なら簡単ですね。
水場があってこそなので、魚釣りは子どもがとても喜びます。
一緒に入っている大人と競争しても楽しく遊べると思います。
ただ、熱中しすぎてのぼせないように注意してくださいね。
子どもの「あと一回」は、なかなかに信用なりません(^-^;
水鉄砲
みずてっぽうならまけないよーー!
子どもは水鉄砲が好きですよね。
ルールを守りながら、大人も楽しんじゃいましょう♪
基本的ですが、子どもは喜びます。
男の子に人気ですが、女の子でも楽しめるようです。
うちの姉妹もパパに当てるのを二人で喜んでやっていました。
顔にかかると泣いてしまう子もいるので、「顔はNG」というようなルールは最初に決めておきましょう。
プールの時期には、友だちが嫌がっていても水をかけてしまう子どももいるので、そうならないためにも、「顔にはかけない」というルールは守れるようにしておきたいですね。
壁にポスター
こんなに字が読めるようになったんだよ!
子どもは話を聞いてもらうのが大好き。
ポスターを見ながら、話をたくさん聞いてあげてください。
あいうえお表などが多いですが、動物の絵などが描いてあるものもあるので、いろいろ探してみると楽しいと思います。
2・3才の文字に興味を持っている子どもには、ひらがな表が楽しめていました。
壁に貼りっぱなしにしていると、カビが生えてくるので、お風呂から出るときには、ポスターははがすようにしましょう。
また、時々いろいろなものに交換できるといいですね。
泡ごっこ
みて!!しっぽができちゃった♪
泡で遊ぶのは楽しいですよね。
身体が冷えないよう気を付けながら、楽しんでください。
泡で出るボディーソープで泡ごっこをしながら洗っていきます。
その際、大人の身体を洗うのを手伝ってもらうと、「自分で!!」何でもやりたい時期の子どもは喜んで手伝ってくれるでしょう。
または、「自分で洗える?」と聞くと、頑張って洗うようになると思います。
後は、仕上げを大人がしてあげてくださいね。
テーマソングを決める
歌を歌うとアリエルになったみたい!!
始めのうちは歌うのが恥ずかしいかもしれませんが、
子どもはきっと喜んでくれますよ♪
例えば子どもをお風呂に誘う時に、アリエルの「アンダー・ザ・シー」歌を歌いながら誘ってみると、アリエルになった気分になって、お風呂に入れるかもしれません。
または、「お風呂に入ろう」の遊び歌を歌っても楽しいですね。
子どもに合わせて、いろいろ試してみると面白いかと思います。
着替え競争
着替えるの早いんだよ!!
パパには負けないからね!!
なんでもゲームにしてしまう、遊び心も大切ですよね♪
どっちが上手に身体を拭けるか競争や着替え競争など、ゲーム方式で楽しみながらやっていくのもいいでしょう。
兄弟でやってもいいですし、パパ対子どもの勝負でもいいでしょう。
その際、ちょっとの拭き残しがあるかもしれませんが、目をつぶってあげてもいいでしょう
子育ての秘訣は、完璧を求めず80%です♪
最終手段・バスボール
今日はおもちゃあるの?
やったー!!
バスボールは意外と高いので、なるべく使いたくないですね。
その分、効果バツグンです。
コストがかかるので、あまり使いたくはないのですが、子どもはとても喜びます。
スーパーで「買って!!」と駄々をこねている子どももよく見かけますよね。(^-^;
一度、買ってしまうと同じ運命をたどりそうですが、最終手段として知っておいてもいいかと思います。
もし、買うなら通販でまとめ買いしてもいいですね。
お風呂好きになるためには、頭も洗えるといいです。
お風呂での難関は頭を洗うことだと思います。
前に書いた通り、目にしみにくいシャンプーを使ってあげてくださいね。
ガーゼで顔をおおう
小学3年のお姉ちゃんはまだやってます(^-^;
大人としては、目を閉じていればいいと思うのですが、安心感が違うのでしょうね。
タオルでもいいのですが、ガーゼの方が毎日使うので洗濯物の量が増えなくていいかと。
おめめ、ぎゅーで10秒
ゲームのように、「せーのっ」で10数えてみましょう。
楽しみながらできるよう、子ども番組の歌を歌いながら洗ってもいいですね。
うちは、いないいないばあっ!の「シャンプップー」を歌って洗っていました。
それでも一苦労でしたけどね(^-^;
大人が見本を見せる
大人が水を頭からかけても大丈夫というところを見せてあげるのもいいですね。
ちょっと大げさなくらいアピールしてあげるといいでしょう。
大好きな人がやっていると、子どもはやってみたくなるものです。
美容室ごっこ
少し、お姉さんになった子どもに有効な方法です。
美容室に憧れを持っていると、なお効果的でしょう。
「かゆいところは、ありませんか」「肩をおもみしましょうか」など、セリフはアドリブで楽しんでください。
もし大丈夫なら、香りの違うシャンプーをいくつか用意できると、よりリアリティが増すでしょう。
出来たることが増えたらしっかりと褒めてあげましょう
お風呂でも、できることが毎日出てくると思います。
たとえ、昨日と同じことだとしても、しっかりと褒めてあげることで、やる気が出てくるでしょう。
「○○してくれて嬉しい。ありがとう」と伝えてあげてくださいね。
まとめ・楽しむことが一番
パパママも一緒にバスタイムを楽しみましょう
そうすることで、子どももお風呂を楽しいものだと思い、きっとお風呂好きになってくれることでしょう。
子どもによって効果的な方法は違うので、いろいろ試してみて、ぴったりな方法を見つけてください。
この記事が皆さんのお役に立てたらうれしいです。
感想や質問がありましたら、コメント欄にぜひ書いてください。
それでは…