子どもが夜泣きしても気づけず、寝続けているパパさんはいませんか?
実はわたしもそうでした。
そうするとママとの関係もギクシャクして、何年たっても言われてしまうものです。
産後も仲良し夫婦でいるためには、乳児期にパパどう育児に関わったかで決まります。
たとえ母乳育児であってもパパにもできることがあります。
そこで二児のパパで保育歴20年以上のねこねこ先生が、夜泣き対策を踏まえたパパにもできることを伝えます。
ぜひ、この記事を読んで夫婦で協力して夜泣きを乗り越えてください。
え~~ん!!
夜泣きで睡眠不足になると、イライラしちゃいますよね。
原因は
赤ちゃんの時には、昼と夜の区別がつかずに夜中でも泣いてしまうことが多くあります。
ほとんどの場合はミルクや母乳をあげることで、泣き止んでくれるようです。
ミルクがなくなってからも、1才半くらいまで夜泣きをすることもあるのですが、その確かな理由ははっきりしていません。
子どもによって違いがあることも多く、おでかけをして興奮している時に起きたり、体調が悪い時にもよく泣いたりします。
また、のどが渇いていたり、オムツが濡れていたりといった嫌悪感からも泣いたりと、さまざまな原因が考えられます。
夜泣き対策
運動量を増やす
疲れている時にはよく眠ってくれます。
あまり遅い時間に興奮してしまうと余計に眠れなくなってしまうので、気を付けましょう。
お仕事との兼ね合いが付くなら、夕食前に公園などで身体を動かせるのが理想だと思います。
身体を使った遊びはパパの活躍の場面になります。
赤ちゃんの場合には、あかちゃん体操などをしてあげてもいいと思います。
子どもとのスキンシップを楽しみましょう。
早く起きる子はゆっくり寝かす
あまり、夜更かしになることは、お勧めしません。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ただ、あまりにも早く起きてしまう子どもの場合は、少し遅めに寝かしてもいいでしょう。
子どもが自然と眠くなるくらいがちょうどいいでしょう。
その点、絵本を読んであげることはおすすめです。
興奮しないよう外出は控えめに
どうしても、外出しなくてはいけないこともあるでしょう。
それでも、一日中でかけるのではなく、夕方などからゆっくりできるようなプランを考えると、夜が少し楽になるでしょう。
朝から晩まで出かかていると、どうしても夜も興奮状態を引きずってしまいがちになってしまいます。
ゆっくりする時間も大切にしてあげてください。
水分補給はしっかりと
夜、のどが渇いてくると泣いてしまうこともよくあります。
子どもは泣いて自分の欲求を伝えてくるものです。
かといって、飲ませすぎるとオムツが濡れて泣いてしまうこともあるので、程よい量を子どもの様子から見つけてください。
コップ一杯の水を飲ませるのは、体温を下げる面からもおすすめです。
音に気をつける
寝入りばなは音に気を付けましょう。
半分寝ている時に目が覚めてしまうと、それまでの苦労が水の泡になってしまうだけでなく、そのあと全然寝なくなってしまうこともよくあります。
物が落ちたような音にも反応してしまうこともあるので、細心の注意が必要です。
年齢が高くなるとだんだんと、物音では起きなくなるので、いまだけだと思って頑張りましょう。
波やホワイトノイズなどの音楽を流す
うちの子でもこの方法がよく効きました。
枕元にスマホで波の音をずっとかけていました。
そうすることで、眠りやすくもなりますし、物音に敏感に反応することもなくなったのでよかったです。
静かすぎる空間だと小さな音にも敏感になってしまいますよね。
波の音のほかにも、ホワイトノイズも効果がある子どももいるようなので、自分の子どもにあった音を探してみてください。
パパにもできること
完全母乳で育てている時には、パパの出番は少なくなってしまいますが、それでもやれることはいろいろあります。
夕方に一緒に身体を動かす
うえでも話しましたが、夕方に身体を動かすことは夜ぐっすりと眠るためには有効な手段です。
そして、身体を使った遊びはパパの得意分野でしょうから、ぜひ取り組んでみてください。
帰りが遅くなりがちなパパの場合には、パッと遊んですぐお風呂などでスキンシップが取れるといいでしょう。
あまり、遅くまで興奮すると、夜の眠りに影響が出てしまいます。
眠くなるまで絵本などを読んでゆっくり過ごす
早く寝るとすぐに起きてしまう子どもなら子どもが自然と眠くなるまで一緒に過ごすことができます。
興奮してもいけないので、ゆっくりと絵本を読んであげるのもいいでしょう。
時にはサービスタイムとして、好きなだけ読んであげてもいいでしょう。
子どもにもよりますが、4・5冊読む間に眠くはなるかと
同じ絵本をリクエストされることもあるでしょうが、なるべく応えてあげてください。
夜の授乳を一回でも代わる
夜泣きをして何度も起きてしまう時には、一回でもいいのでミルクをあげてもいいでしょう。
1回でもあげてことで、3時間おきにミルクをあげていたとしたら、6時間は眠れることになります。
これは赤ちゃんが小さいうちは貴重な時間になるので、ママも喜ぶと思います。
完全母乳の場合、何かあった時にミルクが飲めないと大変なので、少し哺乳瓶になれておくことも役に立つと思います。
園では、普通の哺乳瓶もありますが、ピジョンの母乳実感の哺乳瓶を使うことが多くなっています。
口も広くてミルクを作りやすく、洗いやすいのもポイントです。
夜にミルクを作るときには、キューブ型の粉ミルクが作りやすいです。
交替で夜泣きの対応ができるよう話し合う
いろいろ取り上げてきましたが、これが一番大切かもしれません。
一人が起きていると、気になってもう二人で起きてしまうと、共倒れになりかねません。
できれば事前に話し合いをして、起きる順番や役割を決めておくと、効率よく育児ができると思います。
やるべきタスクを表にして、これならできる、ここはお願いと決めていくといいでしょう。
どうしてもママの担当が多くはなることもあるでしょうが、表にすることでパパもどれだけママが頑張っているかわかるので、やる意味はあると思います。
ママに聞き取りをしながら、表を作るのはぜひパパがやってあげてください。
してはいけないこと
仕事で帰りが遅いなど、子どもと関われない方に向けて、これはしない方がいいということをあげていきます。
これをしてしまうと、ママのイライラをさらに悪化させてしまうので気をつけていきましょう。
寝そうなときに興奮させる
子どもがかわいいのはわかりますが、寝かしつけをしてようやく寝そうなときに子どもを起こすような声掛けをされるとイライラしてしまうことも
代わりに寝かしつけをしてあげるくらいの気持ちで関わるか、軽く声をかけるくらいで興奮させないよう気をつけてください。
明かりや音の刺激を与える
子どもが寝付いたあとになるのですが、電気を明るくつけたり、寝顔を見ようとスマホのライトを顔に向けると起きてしまうことになりかねません。
一度眠ってから起きてしまうと、眠い時に寝かすよりも大変な労力がかかります。
気持ちはわかりますが、子どもが起きてからたくさん関わってあげてくださいね。
ドアの開閉で音をたてる
これは、自分の体験談なのですが、家の中にいるとドアの開閉音は想像以上に大きく聞こえます。
帰ってきたときや子どもが眠っている間に外に出るときなどは、ゆっくりとドアを閉めるようにしましょう。
特に出かけるときには、いなくなったあとに子どもが泣き始めると「無責任」だと思われてしまうかもしれません。
まとめ
パパがやれることとしては
- 夕方一緒に身体を動かす
- 眠くなるまで絵本を読む。
- 夜のミルクを一回代わる
などがあります。
ですが、一番はパパとママの話し合いが大事だと思います。
何をして欲しいか、何をして欲しくないかを二人で話あって決められるといいですね。
タスクを表にしておいてもいいと思います。
どちらか片方に負担が行くと辛いもの
分担して大変な夜泣きの時期を乗り切れるといいですね。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
それでは…