あなたのうちの子どもは、日ごろから、どの程度の運動をしていますか?
学校や保育園から帰ってくると、テレビやゲームをしている子どもも多いのではないでしょうか?
うちも、そうです(^-^;
休日などは、一歩も家からでないこともあるくらい、運動していません。
最近の子どもの運動不足は深刻になっています。
子どものうちから生活習慣病になってしまう子どももいるくらいです。
そこで、保育歴20年以上、かかわってきた子どもの人数2000人以上のねこねこ先生が伝えます。
子どもの運動不足の理由とどうしたら運動をしていくことができるのか。
この記事を読んでもらえれば、子どもの運動不足解消の手助けになります。
楽しく運動ができるよう、一緒に頑張りましょう(*^▽^*)
- 子どもが運動不足で何とかしたい方
- マンガやゲームばかりで遊んでいるのを何とかしたい方
運動するのめんどくさい~
子どもの運動不足は心配ですよね。
どうしたら、解消できるか取り上げていきます。
昔と比べて運動量が減る理由
運動する場所が減っている
昔の子どもは近所に空き地や広い公園、中には雑木林などもあり、遊ぶ場所も友だちもにも事欠きませんでした。
しかし、今の子どもたちは意識しないと、満足に遊ぶこともできません。
マンションの一角に広場があるところもありますが、満足にかけっこもできないちいさなものがほとんど。
かくれんぼをするにも、かくれる場所が見つかりません。
それでは、「また、あそびたい!!」と思える子どもも少なくなってしまいますよね。
少し、遠くの公園にいけば広いところもありますが、家の近所でなければ、同じ友だちと遊ぶことは難しくなりますよね。
運動不足の原因の一つとして、遊ぶ場所がないことも挙げられます。
子どもは忙しい
最近は年齢が低いうちから習い事をしていることも多くなりました。
園でも、「火曜日は早くお迎えに来て、習い事に行きます」なんて、子どもも増えました。
小学校に上がると、さらに勉強のための塾にも行き出す子どももいて、大忙しです。
昔の、「学校から帰ったら、ランドセルを置いてすぐ遊びに行く」なんて、子どもよりも運動量が減るのは当たり前ですよね。
子どものやる気がない
普段から、運動をしていないと、筋力が付きません。
持久力もなく、すぐに疲れてしまいます。
しっかりと動いていないので、食事もしっかりととれず、余計に動けないという、負のスパイラルが出来上がってしまうのです。
今どきの子どもはすぐに「つかれた」と口にするようになっていますが、運動不足が深刻になっている気がします。
運動するメリットと運動しないとどうなるか?
では、運動をすることのメリットとデメリットをあげていきます。
メリット・健康になる
これは、すぐに思いつくことですが、運動をすることで身体が鍛えられ、健康になります。
そして、身体を動かすことにより、身体だけでなく、ストレスが軽減され、心も健康になるのです。
心身一如という言葉がありますが、昔の人は、科学的に証明されるより早く、身をもって感じていたのですね。
デメリット・病気になりやすい
メリットの裏返しになりますが、運動をしていないと、病気になりやすい身体になってしまいます。
最近では、幼児の健康習慣病も増えてきていて、小さいうちから糖尿病予備軍になってしまう子どももいるそうです。
「疲れやすい」「やる気がでない」などの、心の健康面での問題も出てきているそうです。
どうしたら改善できるか
習い事
チアダンスやヒップホップダンス、バレエにスイミング、野球にサッカーなどの運動系の習い事をすれば、週に1回は運動ができるようになります。
週に1回だけでは、運動量は足りないとは思いますが、全然運動しないよりもいいですよね。
熱心な子どもは、習い事がない日にも家の中でダンスの練習をしたり、庭で素振りをしたりと、何も習っていない子どもよりも、運動する可能性が高くなるでしょう。
目的意識があると、しっかりと身体を動かすことができます。
やる気を持てるよう、日ごろから運動を
普段から運動をしていないと、余計に運動することが億劫になってしまいます。
少しでも身体を動かす習慣が作れるように、家でも出来ることを探してみましょう。
ゲームは、基本的には身体を動かすことはないのですが、switchなどはコントローラーにセンサーが付いていて、身体を動かしながらゲームができます。
身体を動かすことが苦手で、ゲームが好きな子どもにはぴったりの方法だと思います。
一人でやっていてもいいのですが、家族で出来ると、さらに楽しめるでしょう。
そのほかにも、YouTubeのダンス動画を真似ながらダンスをしたり、ストレッチやエクササイズをしてもいいでしょ。
うちでも、YouTubeでストレッチや筋トレをしていると、子どもたちも横で一緒に身体を動かしていることもあります。
時間の使い方を学ぼう
最近の子どもたちは忙しいことがあります。
小さいうちから、時間の使い方を考える習慣ができていると、大人になってからも大変重宝します。
自分のことが少しずつできるようになったら、一緒に1日の時間割を作ってみましょう。
運動の時間、学習の時間、自由な時間など、大まかに決めておくことで、自分で自分の時間管理が少しずつできるようになってくるでしょう。
「自由な時間=浪費」と大人はとらえがちですが、自由にこそ人生の価値があります。
がちがちに時間割を決めずに、ゆとりをもって計画を立てられるといいですね。
どこで運動する?
近所の公園はあまり広くはありませんが、身体を動かそうと思うと、公園が一番でしょう。
ただ走るだけだと狭いので、道具を使って遊ぶのがおすすめです。
ストライダーやなわとびなど、少ないスペースでも身体を動かせる遊びができるといいですね。
地面がタイル張りの時には、インラインスケートもおすすめです。
バランス感覚や足腰の鍛錬に有効です。
やってみたくなったら、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ・楽しみながら身体を動かそう
運動を習慣的にできるようにするためには、「楽しさ」が大切になってきます。
イヤイヤやっていたら長続きしませんよね。
時には飽きてしまうこともあるかとも思いますので、いろいろな方法や工夫をして、楽しく一緒に身体を動かして、子どもと一緒にパパママも健康になってしまいましょう。
この記事が誰かの役に立てたら、うれしいです。
それでは・・・