うちの子どもはすぐに物を壊すことが多いのです。
特にわざと壊しているわけではないのですが、動きが激しかったり、物を乱雑に扱うので壊してしまいます。
そういう子どもは親や保育者から叱られることが多いです。
今回は、そんな子どもにどう接するのがいいのかを、保育歴20年のねこねこ先生が伝えます。
この記事を読んで、物を壊しやすい子どもが物持ちの良い子どもになっていような、関わり方ができるといいですね。
遊んでたらおもちゃ壊れちゃった…
おもちゃを大切にしない子どもを叱りたくなる気持ちもわかりますが、
それでは、子どもにいい影響はありません。
すぐには治りません
どうして、おもちゃや持ち物を壊してしまうのでしょうか?
ストレス解消の為や精神的な理由で壊すことは別なのですが、悪気はなくてもおもちゃなどを壊してしまう子どももいますよね。
それは、おもちゃの扱いが雑だったり、普段の行動が荒かったりするのだと思います。
やはり、男の子に多い気もしますが、うちの子どもは女の子ですが、普段の行動からして荒い行動が目立ちます。
普段の行動や性格・資質に関わってくるところなので、何かをしたからすぐに治るということはないです。
それでも、良い関わり方をしていけば、少しずつ、子どもの行動が変わっていくことでしょう。
叱ることは逆効果になることもある

わかりやすいことですが、叱ることが子どもにいい影響があるわけがありません。
おもちゃを壊した場面を見つけて、声を荒げてしまう気持ちもわかりますが…(^-^;
叱ることのストレスで、さらに行動が荒くなってしまうこともあるでしょう。
何度も叱られていると、壊したものを隠したり、誰かのせいにすることもあるかもしれません。
叱ることについては、こちらの記事を参考にしてください。

それでは、良い関わりとはどういうものでしょう
誰の問題か?
問題を考えるときには、「その物事の結果で誰が不利益をうけるか?」ということです。
ですので、「おもちゃを壊す」ことで不利益を受けるのは、子ども自身です。
また、ボロボロになったものを使って、周りから白い目で見られて、恥ずかしい思いをするのも自分自身です。
そうやって問題を分離すると、子どもが物を壊したときでも、カッとなることは少なくなるでしょう。
文房具や家の家具などの必要不可欠な物を壊す時には、親も不利益を受けることもありますが、その時にはしっかりと本人に責任をとってもらいましょう。
誰の問題なのかを曖昧にして、親が肩代わりをしてしまうと、子ども自身が反省をしなくなってしまいます。
自分を変えられるのは自分だけです。
人に言われても変わることはありません。
折角のチャンスをしっかりと生かしてあげましょう。
子どもに責任を取らせる方法

しかし、子どもが失敗をしたときや物を壊したりしたときには、どう責任をとれば良いでしょう。
基本の考えは「現状復帰」です。
自分で直せそうな物は直してもらい、新しく買わなくてはいけない物は、お小遣いからお金を払ってもらいましょう。
どうしても、買えない、直せない物の場合には、しっかりと持ち主、買ってくれた人に謝るようにしましょう。
少し厳しいようにも感じますが、しっかりと物の大切さと責任感を伝えていきたいですね。
物を大切にする子どもに育てる具体的な方法
- 具体的な声掛け
具体体な声掛けとしては、「おもちゃが痛いっていってるよ」「大事に使ってくれて、ありがとうだって」など擬人化するのもいいでしょう。
単純に、丁寧に扱っている場面を見つけて、認めて上げることもいい言葉かけになります。
- おもちゃを一緒に片付ける習慣
おもちゃが散らばっていては、大事にしているとは、言えませんよね。
はじめは、子どもと一緒に片付けのやり方を伝えてあげましょう。
その時に、「また、遊ぼうね」など、おもちゃに優しく声をかけてあげてもいいでしょう。
その姿を見て、子どもにも自然と物を大切にする気持ちが芽生えてきます。
- おもちゃを直すところを見せる
おもちゃが壊れてしまったときには、親が直してみるのもいいですね。
直せないほどに壊れてしまったら仕方がありませんが、すぐに捨ててしまうのは、子どもの印象として良くないです。
大切に直しながら使うことで、物を大切にする姿を見せてあげましょう。
直せない程に壊れてしまったときには、感謝をしながら、処分してください。
大人が見本を見せる
最後は、大人が子どもの見本になることです。子どもは身近な大人の行動をよく見ていて、それを真似ることで成長します。
子どもが大人の言葉や行動をいつの間にか覚えていてびっくりすることもありますよね。
それでなくても、自分が乱暴な行動をしているのに「丁寧に行動しなさい」と言っても、説得力がありませんよね。
大人も無意識の行動を変えることは簡単なことではありません。
子どもと一緒に学んでいくつもりで、少しずつ物を大切にする心を育てていけると良いですね。
まとめ・少しずつ物の大切さを伝えましょう。
物を壊しやすい子どもをいきなり変えることはできません。
しかし、今の関わり方を変えることで少しずつ、行動を変えていくことはできるはずです。
そのために気をつけていきたいのは
- 責任の所在をはっきりとする
- 大人が手本をみせる。
です。
子どもを育てることは、大人も一緒に成長していくことです。
子どものお手本にしたくなるような大人になりたいですね。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。