日々の子育てに疲れていませんか?
掃除洗濯・夕飯の準備と家事に追われていると、心も身体も疲れてしまいますよね。
うまく心と身体を整えていかないと、余裕がなく子どもとのかかわりがうまくできなくなってしまいます。
そこで、保育歴20年・合気道歴15年のねこねこ先生が合気道を子育てに生かす方法を伝えます。
実は合気道を子育てに生かすと心と身体の使い方が最適化し、楽に子育てを進めていけるようになります。
この記事を読んで、子どもと楽しくかかわれる余裕を持てるようになってください。
- 子育てに疲れてしまっている方
- 家事をもっと効率的にこなしていきたい方
- 子育てに余裕が持てず心が疲れている方
ねえねえ、いっしょにままごとしてあそぼう!!
家事を効率的にこなしていかないと
子どもとの時間をつくることが難しくなりますよね。
心を整えるには呼吸法
呼吸法でイライラする心を小さくしましょう
子育てをしているとイライラしてしまうこともありますよね。
子どもが癇癪を起して買い物が進まなくなったり、いたずらをして部屋の中がぐちゃぐちゃになってしまったり・・・
いつもイライラしていたら自分のためにも、もちろん子どものためにもなりません。
そこで試してもらいたいものが呼吸法です。
深い呼吸をすることで副交感神経が優勢になり、気持ちが穏やかになります。
15分でも時間をとってしっかりと呼吸法をしてもらえれば、心がすっきるとすることでしょう。
そんな時間をとれない時には深呼吸をするだけでも気持ちが変わってきます。
呼吸法の方法を簡単に説明すると
- 正しい姿勢をとります。
- 肩を上下させ、一番楽な位置を探します。
- リラックスして手を太ももの上に置きます。
- 口を大きく「あ」の形に開き、頭・胸・足・つま先と息が順番に出ていくイメージで静かに吐いていきます。
- 息を吸うときは口を閉じ、花のにおいをかぐように静かに息を吸っていきます。
- 何秒で吸おうかとか、うまく吐こうなど考えずに、自分の身体だけを意識しながら、リラックスしたまま続けましょう。
最初は15分でも長く感じられると思うので、5分・10分と長くできるよう続けてみてください。
毎日続けることで、だんだんと長く続けることができるようになります。
合気道で人間関係も良くなります
呼吸法を続けていると、心を穏やかに保つことがうまくなります。
そうすると子育ての時だけでなく、普段の生活でも人間関係がよくなってきます。
誰でもすぐにイライラしている人よりも、いつもにこにこしている人と一緒にいたいですよね。
我慢しながらニコニコ作り笑いをしていると心が疲れてしまうので、呼吸法を応用しながら自然体で穏やかに過ごせるといいですね。
呼吸法について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
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身体を整えるにはつま先立ち
つま先立ちで身体の姿勢を正し、力を抜こう
合気道では姿勢を最重視しています。
しっかりと身体の力を抜いて正しく力を伝えるためには、正しい姿勢でなくてはいけません。
正しい姿勢というと、学校で教わるような「気をつけ」の姿勢を思い浮かべるかもしれません。
一般的に知られている正しい姿勢では身体が緊張してしまい、力を抜くことができません。
自然体で力を抜きながら正しい姿勢になるための、一番簡単な方法はつま先立ちになることです。
やってみるとわかるのですが、つま先立ちをしながら猫背でいることは難しいのです。
つま先立ちからゆっくりとかかとを落としていくことで、簡単に正しい姿勢になるとこができるのです。
つま先立ちで家事の効率アップ
掃除や洗濯、料理を作っている時にも、自分の身体について意識してみましょう。
身体が歪んだまま余計な力が入っていると疲れやすくなり、その状態が長引くと肩こりなど身体の不調の原因になることがあります。
洗濯ものを持ち上げるときや包丁で硬いものを切るときにも、腕だけを使うのではなく身体全体を意識しながら行うことで、軽く行うことができます。
姿勢を整えてから家事をこなすことで、効率よく疲れにくくなります。
姿勢を正せば健康になる
猫背が続くと健康を損なう恐れがあります。
心身統一合気道の宗主である藤平光一先生も「姿勢を正せばあらゆる病を治すことができる」とおっしゃっています。
猫背や身体が緊張して力が入っていると毛細血管が収縮します。
すると全身の血流が損なわれ、身体が酸欠状態になってしまうのです。
また猫背では内臓器官が圧迫され、肺に十分な空気を吸い込むこともできなくなります。
正しい姿勢をすることで健康を促進することができるのです。
合気道を生かして身体の力を抜き、正しい姿勢になるためにはこちらの記事も参考に
子どもとのスキンシップに合気道を
だんだん身体の大きくなる子どもとも、思い切り遊びたければ
子どもが小さいうちは全身を使ったスキンシップをとることもできるのですが、だんだんと身体が大きくなってくると難しくなります。
特に男の子の相手をするときには、勢いよく向かってこられると、受け止めきれずに倒れてしまうこともあります。
そんなとき合気道の身体の使い方ができていると、しっかりと受け止めることができます。
合気道では日常での身体の使い方を学んでいきます。
身体の力を抜いて正しい姿勢をすることで、どんなに大きな人が向かってきても力負けすることがなくなります。
大きくなったとはいえ、子どもが向かってきたくらいでは押し負けることはなくなりますよね。
しっかりとスキンシップをとることができれば、子どもも喜んでくれるでしょう。
合気道を通して子どもとスキンシップをとるには、こちらの記事を参考にしてください。
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子どもの習い事にも合気道はおすすめ
子どもに合気道を習わせることには、こんなにメリットがあります。
- 礼儀作法が身につく
- ケガが少なくて済む
- 落着きが出てくる
- 運動嫌いな子どもでも、運動不足解消になる
- 相手の気持ちを考えられるようになる
- 護身術として・危険を察知する能力が培われる
- 緊張に強くなる・物事に動じなくなる
- 身体の使い方がうまくなる
標準的な教室だと6,000円~7,000円くらいの月謝で、胴着以外は物をそろえる必要もなく始めやすい習い事になります。
親が合気道に興味を持ったら、子どもも一緒に習いに行くと共通の話題ができていいでしょう。
合気道を習うことについては、こちらの記事を参考にしてください。
より良い子育てのために合気道を生かそう
子育てでは、親の心と身体が健康なことが1番大切
体調が悪いときには、子どもにも優しく接することが難しくなります。
心が疲れているときも同じです。
問題なのは自分が疲れていることに気が付かない時があることです。
子どものちょっとしたいたずらを受け流せなくなったり、何となくイライラしてしまいがちな時には、心が疲れているかもしれません。
子育てを上手にしていくためにはパパとママが健康なことが1番大切です。
しっかりと自分の心と身体の状態を把握してメンテナンスしていきましょう。
家事は効率的にこなし、余裕を作りましょう
心と身体を健康に保つためには、時間の余裕をつくることも大切です。
毎日ぎりぎりまで時間に追われていたら、心と身体をいたわることはできないですよね。
そのためにも時間の余裕をつくっていきましょう。
時間の余裕をつくるためには上手にサブスクなども取り入れていくといいでしょう。
誰の助けも借りずに1人で子育てをしていると行き詰ってしまいます。
家事に余裕をもてるようになるヒントを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください
日々の生活の中で合気道を生かしていくことで、子育てを楽にすることができます。
合気道を生かし、つま先立ちや呼吸法をすることで心と身体を整え、子育てを楽に楽しめるようになれるといいですね。
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感想や質問がありましたら、コメント欄にぜひ書いてください。
それでは・・・