子どもの姿勢が悪いことが気になる方はいませんか?
何度、注意してもすぐに猫背になってしまう子どももいますよね。
今回は猫背が治る習い事とお家で出来る方法を紹介します。
自分が合気道を習い、子どもがバレエに通っている、ねこねこ先生が保育歴20年以上の視点も踏まえ伝えていきます。
- 子どもが猫背でなんとかよくしたいと考えている方
- 猫背はいけないと聞いたけど、なぜいけないのかを知りたい方
この記事を読んで実践できれば、きっと子どもの猫背もよくなります。
何度言われても、すぐに背中が曲がってきちゃうんだよね
この記事を読めば、きっといい姿勢になることができるよ
猫背とは、百害あって一利なし
では、なぜ猫背がいけないのでしょうか
猫背は万病の元と言われています。
逆を言えば猫背を治すことで病気を予防することもできるということです。
姿勢が悪いと、肺などの内臓が圧迫され、充分な空気を取り込めないことと、内臓に血液がいきわたらずに、酸素不足になります。
酸素不足の何がいけないかは、こちらの記事を参考にしてください。
姿勢がよくなることで、気持ちの面でも、いい影響があるでしょう。
姿勢が悪いと、疲れやすく、やる気が出ません。
また、見た目もやる気がないように思われたり、単純に美しくありません。
しかし、一度ついてしまった癖を直すことは、大変で一筋縄ではいきません。
反面、子どものうちから、いい姿勢を習慣にしておくと、大人になるまで、いい姿勢で過ごすことができます。
猫背を改善することは、先ほど言った悪影響の反対で、
- 病気の予防になる
- やる気がでる
- 周りからの印象が良くなる
などのいいことがあります。
さらに、体幹しっかりしていると、運動神経も良くなり、スポーツが得意になれるでしょう。
猫背をなおすには、合気道がおすすめ
では、どうやって子どもにいい姿勢になる習慣を伝えていけばいいでしょう。
まずは、自分も習っている合気道をお勧めします。
合気道の道場では子どもクラスがあるところが多く、子どものうちから習うことができます。
脱力といい姿勢を同時に習うことで、日々の生活の中で自然にいい姿勢で過ごす習慣が身に付きやすいでしょう。
正しい姿勢とは?
皆さんはどんな姿勢がいい姿勢だと思いますか?
小学校で「気を付け」の姿勢を習いますね。
手をまっすぐ伸ばして身体の横にピッタリとつける。
胸を張って両足をそろえる。
では、1時間、いや30分でもいいので、そのままの姿勢をキープできるでしょうか?
身体に力が入っているので、かなりつらいと思います。
もし、できたとしても終わった後には、へとへとになってしまいますよね。
試しに前から軽く押してみるとどうでしょう?
バランスを崩したり、心が大きく動揺してしまうことでしょう。
それが、正しい姿勢といえるでしょうか?
やはり、正しい姿勢とは身体の重心が安定していて、ゆるぎないものでないといけませんよね。
正しい姿勢のやり方
基本的なやり方としては
- 肩幅に歩幅をそろえるために、軽く足踏みをする。
- つま先立ちをして3秒キープ
- かかとの下に和紙があるような気持ちで、ゆっくりと下ろしていく。
- 手の平についている水滴を振り払うように手を振り、ゆっくりと静止していく。
これだけで、身体の力が抜けて正しい姿勢になります。
この状態なら、長時間立ったままでいても、疲れてしまうことはないでしょう。
ついでに、武道ですので、礼儀作法もしっかりと習えます。
武道といっても自分から攻撃を仕掛けることはないので、他の武道よりも好戦的な性格になることは少ないと思います。
合気道については、こちらの記事も参考に
バレエ
よく園でも姿勢が良いことで、目につきやすい子どもがいます。
その子どもに何かコツがあるのかと聞くと、バレエを習っているといわれたことが何度もあります。
バレエは優雅な動きが印象的ですが、実はとてもハードで、プロのバレリーナになると、かなり筋肉質になるそうです。
子どものうちは、筋肉がつくことはあまりありませんが、体操の中で背筋を伸ばす運動などもあり、自然といい姿勢が身につくのでしょう。
また、柔軟運動に特に力を入れるので、柔軟性があがり、ケガをしにくい身体になっていきます。
ただ、自分の子どもがしていて、思うことは…月謝が高いです。
発表会などもあるのですが、その参加費の高いこと…
習う時には、各家庭のお財布と相談して決めてください。
筋トレ・姿勢をキープするためには筋肉も必要
習い事に抵抗のある方にお勧めなのが、筋トレです。
親子一緒にできて、パパママの運動不足解消にもちょうどいいと思います。
普段、運動不足気味の方は、自分の筋力と柔軟性に合わせて、無理のない範囲でやってくださいね。
おすすめの筋トレは①ブリッジ
- 始めはストレートブリッジから
腕をお尻の横につき、そのまま身体を持ち上げ、身体がまっすぐになるようにします。
元の、姿勢に戻ることで、一回として、何度か続けます。
- それで物足りなくなったら、今度はネックブリッジです。
首の横に手を置き、頭を地面につけたまま、お尻を持ち上げ、身体がアーチ状になるようにします。
これも元の姿勢に戻って一回と数え、何度か、自分の体力に合わせて続けてください。
- 最後はフルブリッジ
これが皆さんが始めに思い浮かべるブリッジだと思うので、説明はいらないでしょう。
これも元の姿勢に戻って、一回と数え数回繰り返してください。
おすすめの筋トレ②ぶら下がり
近所の公園の鉄棒にぶら下がってもいいですし、家に鉄棒を買ってもいいでしょう。
棒が低くて足がついてしまう時には、足をまげて使いましょう(^-^;
一分、ぶら下がっているだけでも、なかなかにきついはずです。
これだけで、全身に刺激がいき、姿勢が改善されることでしょう。
ついでに、ぶら下がっていることで握力も付きます。
タオルを使ってぶら下がると、さらに握力がつきます。
こちらの商品は最大高さが129cmで大人がぶら下がるには無理がありますが、折り畳み式で収納することもできます。
まとめ
以上、2つの習い事と筋トレ2つを紹介していきました。
しっかりと実践してもらえれば、子どもの姿勢がよくなっていきます。
最近、子どもの猫背がどんどんと増えてきているように感じます。
姿勢が悪いことは百害あって一利なし。
ぜひ、皆さんの子どもがいい姿勢で、健康に過ごせるようになるといいですね。
もし、ママも姿勢をよくしたいと思ったらこちらもおすすめです。
ヨガのポーズを家でやっていると、子どもも真似したくなるかもしれませんね
子どもと一緒にできたら楽しいですよね。
この記事が、皆さんの役に立つと嬉しいです。
感想や意見があればコメント欄にぜひ書いてください。
それでは…