みなさんの子どもは行き当たりばったりな行動をしていませんか?
考えがまとまらずに、困っている姿を見せることがあるかもしれません。
そこで、保育歴20年以上プログラミング歴1年未満(ww)のねこねこ先生が、プログラミングを通して、培われる考えて方を皆さんに、伝えていこうと思います。
この記事を読めば、子どもに論理的思考を伝えていく助けになるでしょう。
ねえ、プログラミング的思考って何?
小学校の授業にも取り入れられた
日常でも役に立つ思考法のことだよ
心持ち:一発で成功することは少ない
プログラミングでは、記述したコードが一度で成功することはあまりありません(←自分だけだったらどうしようww)
だいたいの工程は、失敗→デバック(見直し・修正)→再試行となります。
このことから、プログラミングを学ぶことで、「失敗してもいいのだ」という考え方を学ぶことができます。
手順を組み合わせる
次は「手順を組み合わせる」です。
子どもにプログラミングを教えるときによく使うスクラッチがこの方法を伝えていると思います。
このことで、やるべきこと整理して取り組むことを学ぶことができます。
手順を分解して考えることで、手を出すことが難しかったことにも、スモールステップを重ね、取り組むことができるようになります。
頭の中で趣味レーションしてみる
次が「頭の中でシュミレーションしてみる」です。
自分的にはこれが一番役に立ちそうな気がします。
情報を整理するために、紙などに書き出すことも含めると、更に用途が広がっていくかと。
行き当たりばったりな行動をすることの多い、うちの娘にも伝えたい・・・(^-^;
科学の実験なども、この手法を使っていて、まずは、仮定をするところから始めています。
効率を考えて行動する
これは、普段の生活の中で使えます。
例えば自分の部屋の片づけや宿題をやるときなど。
どうしたら効率よく取り組めるかを考えることで、行動からマンネリ感が消え、物事に対する自主性が育まれていきます。
効率だけ、考えることも少し味気ないのですが、「できない」よりは「できるけど、やらない」の方がいいと思います。
パターンを見つける
パターンを見つけることができるということは、物事の本質を見つけることができることです。
基本ができていれば、どんなことにも応用が利きます。
どの分野でも、活躍している人は、この物事の本質をとらえることが、とても上手なのだと感じます。
物事の基本を押さえることは、経験を通して培っていくことなので、小さいうちから取り組むことで、将来きっと役に立つことでしょう。
どうやって伝えていく??
では、それらをどう伝えていけばいいでしょう?いろいろな方法があるので、取り組みやすいものを見つけてください。
- テキシコー(NHKの番組)
パソコンを使わず、プログラミング的思考を説明してくれます。
ピタゴラスイッチを作っている制作チームが作っている番組で、現役プログラマーが絶賛していました(笑)
- WHY?プログラミング(また、NHKの番組です)
こちらはスクラッチを使い、プログラミングを伝えています。
芸人の厚切りジェイソンさんが出演していて、おもしろく学んでいくことができます。
- 子どもチャレンジをしているなら
オプションでプログラミング講座を受けるのもいいかもしれません。
こちらもスクラッチを使って学んでいくのですが、オリジナルのコンテンツで順を追って学んでいけるので、やりやすいと思います。
- プログラムすごろく!!アベベの冒険(絵本)
絵本で気軽にプログラミングを学ぶことができます。
うちの子どもも好きで、何度も繰り返し読んで楽しんでいます。
まとめ
プログラミングやプログラミング的思考を学ぶことで、論理的思考や試行錯誤の方法を学んでいくことができます。
ただ、論理的に筋道を立てて考えることや効率を第一に考えることだけが、大事なわけではありません。
時には、直感や回り道が必要になることもあるでしょう。
しかし、考え方の一つとして、プログラミング的思考を学んでいくことは、どこかで役に立つと思います。
みなさんの世代では、プログラミングに触れたことのない方も多いと思います。
どう教えればいいのか、迷うこともあるでしょう。
そんな方たちが、子どもにプログラミングを教える助けになれたら嬉しいです。
それでは…