保育園や幼稚園では昼寝をしているのに、家では全然昼寝をしない。
そんな悩みを持っている方はいませんか?
園で保護者会などをすると、必ずといっていいほどでてくる悩みなので、きっと悩んでいる方も多いでしょう。
小さい子どもは一日に必要な睡眠時間は10時間程度です。
さすがに夜の睡眠でそんなに眠ることは難しいので、やはり昼寝が必要になってきます。
そこで、保育歴20年以上、現在進行形で子育て中のねこねこ先生が、昼寝の寝かしつけの方法を伝えます。
この記事を読むときっと今よりスムーズに昼寝の寝かしつけができるようになるでしょう。
まだ眠くない~!!昼寝なんかしたくない~!!
どうすれば、寝かしつけができるが伝えていきますね。
夜の睡眠についてはこちらで
昼寝の必要性
昼寝をしないといけない理由は、上で取り上げたように一日の睡眠時間が夜だけでは足りなくなることがあります。
充分な睡眠をとらないと、健康が損なわれるのはもちろん、脳の発達にも影響が出るといわれています。
ですので、昼寝をしっかりとして、睡眠時間を確保する必要があるのです。
また、単純に夕方まで体力がもたずにぐずぐずと機嫌が悪くなってしまうこともあるでしょう。
たとえ、ぐずぐずしなくても、夕方に力尽きて寝てしまうと、夜の眠りにも響き、一日の生活リズムが崩れてしまいます。
ですので、午前中の疲れを取る意味でも、昼寝は必要に泣てくるのです。
昼寝の方法
昼寝の方法としては、部屋の雰囲気づくりなどの物的環境と寝かしつけをする人の人的環境があります。
それぞれ、説明していきます。
物的環境
部屋の明るさは、真っ暗ではなくていいので、あまり陽の光が入らないよう、レースのカーテンくらいは閉めましょう。
目安としては、子どもがまぶしくない程度がいいでしょう。
静かな環境も大事になってくるので、テレビの音や大人の話し声などは、聞こえない方がいいですね。
また、オルゴールや波の音などを聞くと安心することありますので、活用してみてください。
人的環境
寝かしつけをする人の気持ちもとても大切になります。
早く寝かしつけなくちゃと思っていたり、子どもが寝たらあれをして、などと考えているとなぜか子どもには通じてしまい、余計寝なくなってしまうこともあります。
ですので、なるべく無心でww
心を落ち着けていきましょう。
ゆっくりとした呼吸をしていると、子どもも安心できますよ。
呼吸の方法はこちらを参考に♪
何か子守歌を歌ってあげてもいいですね。
歌を歌えば大人も気持ちが落ち着きます。
始めは、抱っこをしてあげてもいいと思います。
そこから、少しずつ布団の上で眠れるよう段階的に進めていきましょう。
抱っこ→大人が座って抱っこ→添い寝→大人の横で→自分で寝る♪
という進み方になると思います。
子どもの成長は一進一退ですので、時々戻っても最後に自分で眠れるようになれば大丈夫です。
寝かしつけは、
- 背中をさする
- 背中を優しくトントン叩く
- おでこをなでる
などをしてあげると、子どもは安心して眠れることが多いです。
どのくらい寝ればいいか?
園では、3時間近く寝る子どももいます。
その子どもは、兄弟がいて夜眠るのが遅い子どもやゲームなど夜更かしの癖のついている子どもが多いです。
基本的に子どもが眠いだけ寝させてあげていいと思います。
とはいえ、寝起きの悪い子どももいるので、夜の睡眠に差し支えないようにしましょう。
研修先の先生いわく、4・5歳児では90分くらいでも十分だそうです。
寝始め、起きる時間は
お昼ご飯を食べて絵本を一冊読んだくらいの時間が寝始めにおすすめです。
食事で体温が上がり、絵本を読んで気持ちも落ち着いてきたころなのでちょうどいいでしょう。
起きる時間は、15時までには起きれると、夜の睡眠に影響が出ないですむでしょう。
また、ちょうどおやつの時間なので、子どもを起こしやすいと思います。
まとめ・子どもは睡眠を欲している
- 雰囲気づくり
- 大人も落ち着いて
が、大事になってきます。
昼寝は子どもにとって必要なものですが、それが子どもと親のストレスになるなら、時には寝なくてもいいと思います。
園でも、眠れない子どもには、「今の時間は布団で横になって、たくさん遊んで疲れている身体を休ませてあげてね」と声をかけています。
そうすると、自然と眠ってしまうことも多いのですけど(^-^;
本来昼寝は気持ちのいいもの
ポイントを押さえて、少しでも寝かしつけが楽になるといいですね。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。