子ども泣いていて、抱っこしいていても泣き止まなくて、途方にくれてしまった経験はありませんか?
子育てをはじめてたばかりで経験がないと、泣き止ませる方法がわからず、どうしていいかわからなくなってしまいます。
自分の子どもも、なかなか泣き止まない子だったので、いろいろな方法を試していました。
ずっと泣き続けている子どもの相手をしていると、大人も疲れてしまいますよね。
そこで、保育歴20年以上のねこねこ先生が泣き止まなない子どものあやし方を伝えます。
子どもはそれぞれ個性があるので、1つの方法で、全員が泣き止むわけではありません。
しかし、保育士は泣き止ませる方法をいくつも持っていて、子どもに合わせた方法を試していきます。
その中には、みなさんの子どもにも使える方法があるでしょう。
この記事では、子どもを泣き止ませるためのおもちゃや遊び方を伝えていきます。
- 子どもが泣き止んでくれずに、困っている方
- 子どもを泣き止ますことができず困っている方
- うまく泣き止ます方法が知りたい方
いろいろな手段を知っておくことで、「どうすればいいかわからない」という、行き詰まり感を持つことがなくなります。
この記事に書かれたことを試してもらえれば、子どもが泣き止まなくて、どうしていいのかわからないという状況はなくなるでしょう。
うゎーーん!!
泣き止ませる方法をまったく知らないと、途方に暮れてしまいますよね。
おもちゃ編10選、便利な物は使いましょう
まずはおもちゃを使って泣き止ませる方法をあげていきます。
音や肌触りなど、興味を引くことで、泣いている子どもが泣き止めることもあると思います。
スマホやタブレットで音楽を聞かせる
YouTubeなどで歌を流してみましょう。
童謡を流してもいいですし、子ども番組の動画でも泣き止むかもしれません。
横山お兄さんの童謡メドレーや「いないいないばあ」の「とんとんトマトちゃん」などが人気なようです。
youtubeだと、途中でCMが流れてしまったり、動画を探すのが面倒な時があります。
そんな方には、こちらのサービスなら簡単に見つけることができるでしょう。
知育動画があったり、タイマー機能もあり、動画の見過ぎも防止できます。
今なら、1か月無料なので、気軽に自分のうちの子にあるか試してみることができます。
月額748円とyoutube premiumより、安く始めることができます。
音の出るおもちゃで興味を引きましょう
園には、木製の音のでるスロープおもちゃがあります。
シンプルな物なのですが、泣いている子どもに見せると泣き止むことが多いのです。
絶対に木製でなくてはいけないわけではないのですが、優しい音色の方が小さな子どもにはいいと思います。
こちらはきれいな音色はいいのですが、玉の誤飲が怖いので、普段は手の届かないところにおいておき、大人と使うようにしてください。
使った後は、玉の個数の確認も忘れずに。
おでかけ先でも使える、音の出る絵本
絵本の形をしていて、ボタンを押すと音楽が流れるものです。
持ち運びもしやすいのでお出かけの時にも重宝します。
本屋さんや赤ちゃん本舗などでもたくさん見かけるので、子どもと一緒に選んでもいいですね。
よく本屋などでも見かけると思います。
かなり大きめのものもあるので、持ち運びが前提でしたら、絵本くらいの大きさのものがいいでしょう。
静かな場所では使いにくいですが、子どもは興味をもって泣き止むことも多いです。
ジャンパルー、安心して家事ができます
保育園の保護者の方に人気があったのがこちら
子どもはどうしても目を離せないもの。
ジャンパルーを使えば、少しの間なら安心して作業ができます。
海外製なので、色彩が派手な感じになっています。
発達の観点からも、赤ちゃんはコントラストのある色づかいに興味をひかれやすいものです。
子どもの自由度は制限されるので、長時間の使用はやめておきましょう。
食事作りをしているときなど、どうしても手を離せない時には重宝しそうですね。
ベットメリー、赤ちゃんから伝い歩きまで使えます。
うちでは、こちらのベッドメリーを使っていました。
この頃から、ディズニー好きは育まれていたようです。
ベッドメリー型、つかまり立ち型と、形が変えられるので、年齢が高くなっても使い続けることができました。
赤ちゃんの頃に活躍したのが、昼寝をするときに使える環境音です。
赤ちゃんは、胎教に似た自然音を聞いていると安心できるので、寝つきがよくなります。
興味をもって手を伸ばしている姿がかわいいですよ。
少し大きくなった後は、つかまり立ちをしながら、自分でボタンを押して好きな曲を流していました。
シンプルだけど飽きない重ねコップ
昔からあるおもちゃでとてもシンプルなのですが、子どもは興味を持ってくれることが多いです。
重ねて崩すことを何度も繰り返していると、単純さが楽しいのか、泣いていた子どもも笑ってしまうことがあります。
泣いているときなどは、膝に座らせて、大人がひたすらに積んで崩してと繰り返していると、いつの間にか泣き止んで、手を伸ばしていました。
3歳児クラスの子どもが遊んでいることもあり、意外と大きくなってからも楽しめるようです。
1歳児には崩すことの楽しさを、3歳児では手先を使って重ねる遊びと、発達にあった遊びができます。
赤ちゃんも興味を持つ、カサカサ絵本
触るとカサカサと音がする布絵本で、特に小さな子どもが興味を持ちます。
ベビーカーにつけてある方もよくいますよね。
音楽の流れる絵本よりも、音が大きくないので、静かな場所でも使うことができ便利です。
市販のものでなくてもトレーシングペーパーをフエルトで包んでも、簡単に作ることができます。
園では、保育士が手作りして、子どもの人数分置いてあります。
洗濯もできるので、衛生面も安心です。
作るのが面倒なら、パンの空き袋でも代用できますよ。
ペットボトルでマラカス作りを楽しもう
手作りでマラカスを作るのも、おすすめです。
飲むヨーグルトのR-〇の容器が子どもが振りやすく、ちょうどいい大きさです。
音が大きく鳴るので、泣いている子どもの興味を引くことができます。
よく洗った小さなペットボトルにビーズなどを入れて、ボンドでフタを固定してしまいましょう。
万が一、フタが開いてしまうと誤飲などの危険があるので、しっかりと固定してください。
中に入れるものの材質や大きさにより、音が変わるのでいろいろ試してみると楽しいですよ。
園では、こちらのマラカスも赤ちゃんクラスにあります。
卵型なので、0才児でも持ちやすく、簡単に降って音を出すことができます。
プラスチックの方が安価なのですが、木製の方が音色がよいのでおすすめです。
時々、投げてしまう子どももいますが、割れてしまうことはないので、丈夫に作られているようです。
発達面でも有益な、割れない鏡を
自分の泣き顔を見ると、素に戻ることって大人でもありますよね。
子どもも、そんなときがあるみたいです。
鏡がない時には、窓ガラスに自分の姿が写っているのを見ると泣き止むことがあります。
泣いているときだけではなくて、ままごと遊びをしているときにも、自分の姿を見て楽しんでいます。
鏡は自他の分離を認識するためにも有用です。
自分の姿を客観的にみられることが、発達を促してくれるのですね。
ガラス製のものだと、子どもがぶつかって割れてしまったときに危険なので、壁に張るタイプや割れにくい加工のしてあるものがおすすめです。
水槽、リラックスできることは大人と同じ
あまり、家に水槽があることはないかもしれませんが・・・
園では、水槽の魚たちを見ていると、泣き止む子どもがいます。
激しく泣き続けていた子どもも、抱っこされならゆっくりと泳いでいる魚を見ていると、落着き、時には眠ってしまうこともよくあります。
ゆったり泳いでいる姿がいいようです。
家庭で代わりにできる方法としては、タブレットの待ち受けを魚が泳いでいるものにしてもいいですね。
泣くのも忘れて笑っちゃう、遊び編8選
次は遊びや大人の行動をあげていきます。
子どもが泣いている時には、抱っこしていることも多いのでしょう。
抱っこしながらでも、できることもあげていきます。
大人が歌う
お母さんの声は、お腹の中でも聞いていた声なので、一番安心するようです。
自分も歌えば気晴らしにもなるので、一石二鳥ですね。
曲はわらべ歌でも自分の好きな歌でも、どちらでも大丈夫です。
こちらの記事も参考にしてみてください。
ふれあい遊び
昔からの、いっぽんばしこちょこちょ
きっと、みなさんも「いっぽんばし」は知っていますよね。
「いっぽんばし、こちょこちょ、たたいて、つ~ねって」という遊びです。
泣いている子どもにやると、泣き止むことが多いです。
手のひらでやるバージョン、足から、背中を上がっていったりと、いろいろなバージョンをやってみてください。
1回終わると、「もっと」とリクエストされることでしょう。
手先の刺激にも良い、ふくすけさん
足や手の親指からスタートして「ふく、すけ、さん♪えん、どう、ま、めが、こ、げる、よ♪は、やく、い、って、かん、まし、な」という歌に合わせて、親指→人差し指→中指→薬指→小指→薬指・・・と、つまんでいきます。
小さい赤ちゃんの指の発達を促す、ふれあい遊びですが、泣いている子どもが泣き止むことも多いのです。
赤ちゃんや1,2才児の指先の発達を促す、刺激としてもいいですね。
大人もリラックスしながら歩く、抱っこで散歩
これは誰でもやっていることでしょうが、やはり子どもは抱っこが好きですよね。
わらべうたを歌いながら、うろうろと歩いているのが一番泣き止むことも多いものです。
筋トレも一緒にできる、リズムに合わせてスクワット
自分はこれを一番よくやっていました。
日ごろの運動不足解消もできて一石二鳥です。
デメリットは余計に疲れることでしょうか。
程よい回数で泣き止んでくれるわけではないので、かなりへとへとになってしまいます。
たまにやるくらいが、ちょうどいいですね。
大人が踊る、大人も楽しんじゃいましょう
子どもの前で、大人が踊ってみましょう。
うまい下手は関係ありません。
むしろ、へたな方が泣き止んでくれるかもしれません。
大人が楽しんで踊っていれば、子どもは興味を持ち、泣き止むことでしょう。
気分転換にいいですね。
意外と体力がいる、バスタオル電車
床がフローリングの時にしか使えないのですが、バスタオルに子どもを乗せ、大人が引っ張って引きずっていきます。
いつもとは違う感覚で泣いているのも忘れてしまうでしょう。
段差や脱線には気をつけて、スピードは出し過ぎないようにしてください。
習い事なら、ベビースイミングで疲れさせましょう
実践のハードルは高めですが、ベビースイミングに通うのもおすすめです。
疲れさせて寝かそう作戦です。
大人も水の中に入るので、抱っこも軽くなります。
これならめいっぱい抱っこしてあげられますね。
問題は、大人も疲れるところでしょうか。
大人も一緒に昼寝できると最高ですね。
普段の様子と違う時には体調不良かも
いろいろ試してみても、泣き止まない
いつもなら少しは興味を持ってくれるのに泣き続けるなど、いつもと様子が違っている時には、どこか具合が悪いのかもしれません。
体温を測ってみたり、お腹の張り具合なども見てみましょう。
どこか、異変が見つかったら病院に受診してみてください。
イライラが止まらないときには気分転換も必要です
子どもが泣き続けていると、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
あまり、無理してため込んでいると、心が壊れてしまいます。
どこかで息抜きをしていきましょう。
このサイトでは、パパママの心を穏やかにする方法を伝えていくので、ほかのページも参考にしてみてください。
例えば、この記事を読んで子育てを楽しめるようになるといいですね。
まとめ・泣き止まないと辛いですよね
園では、泣いている時間が長くなると、誰かに代わることもできますが、家では変わることができない場面の方が多いですよね。
泣いている子どもに何もできずに、気を詰め過ぎてしまうと、滅入ってしまいますよね。
実際に、そんな状況で育児ノイローゼになり、園に緊急入所してくる方もいるくらいです。
子どもを泣き止ませるための、いろいろな手段を知ることで、子どもにあったかかわりかたができるようになります。
少しでも、うまくあやすことができれば、パパママの心も軽くなりますよね。
この記事のどれかを試してみて、少しでも子育てが楽になったなら嬉しいです。
それでは…